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    若鶏半身揚げ ◎NARUTO KITCHEN(札幌市中央区)

    皮パリッ 肉ジューシー

    • 看板メニューの若鶏半身揚げは食べやすいようにカットして提供する。小樽のクラフトビールも用意している
      看板メニューの若鶏半身揚げは食べやすいようにカットして提供する。小樽のクラフトビールも用意している

     小樽のソウルフード「若鶏半身揚げ」がススキノにやって来た!

     先月オープンしたばかりの「なるとキッチン」は、クラフトビールと若鶏半身揚げの専門店だ。1980年に創業した「小樽ニューなると」(小樽市花園)の伝統の味を、そのまま継承している。

     「本店では定食や持ち帰りで若鶏半身揚げを提供していますが、札幌では、さまざまなクラフトビールと一緒に味わってもらえればうれしい」と、2代目の佐藤友昭さんは説明する。

     その言葉通り、本店はいかにも大衆食堂といった雰囲気だが、なるとキッチンはウッディーで開放的な空間と、土地柄に合わせイメージをガラリと変えた。

     若鶏半身揚げは伊達産の若鶏を半身で丸ごと使用。下味は塩コショウなどシンプルだが、「一晩から二晩かけてじっくり味をしみ込ませるのがポイントです」と佐藤さん。それを粉も衣もつけず、高温で揚げる。

     半身揚げが運ばれて来ると、テーブルが良い香りに包まれる。皮はパリッと香ばしく、肉はジューシー。小樽まで行かずとも、揚げたて熱々を味わえるうれしさよ!

     半身なので、むね肉やもも肉、手羽元、手羽先と、食感や味の違いを部位ごとに楽しめる。何より、揚げ物なのに重たさを感じない。軽いのだ。これが伝統の技であり、小樽で長年愛されている理由なのだろう。

     半身揚げのお供にぴったりなクラフトビールは、北海道産に加え、国内外のブランドを常時30種類はそろえ、ボトルで提供している。「それぞれの個性を楽しんでいただけますが、なかでもレモンビールは半身揚げに合うと人気です」と、店長の佐々木裕也さん。

     そのほかのメニューは、鶏の各部位のザンギ、魚介類の空揚げ、野菜のフリット、おにぎりの具までザンギと、まさに揚げ物天国だ。

     いろいろ欲張りたいときには、「鶏肉全種類盛り合わせ」がお得。半身揚げ以外、8種類の素揚げとザンギを自家製タルタルソースなどと一緒に楽しめる。

     とり年の今年、注目を集める一軒になりそうだ。

     (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住 所】 札幌市中央区南5西5 ASIL SAPPORO2階 (電)011・200・9411

    【営業時間】 午後5時~午前1時(金、土曜、祝前日は午前3時まで)。日曜定休

    【主なメニュー】 若鶏半身揚げ920円、鶏肉全種類盛り合わせ1230円、鶏だし厚焼き卵450円、クラフトビール640円と740円

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2017年02月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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