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    チムチム弁当 ◎フリー・ダイニング・フード チムチム(札幌市中央区)

    減塩 食の大切さ詰める

    • ご飯は特別栽培の胚芽米と蘭越町産ななつぼしをブレンド。食材も生産者から直接仕入れるなど苦労と工夫があるという
      ご飯は特別栽培の胚芽米と蘭越町産ななつぼしをブレンド。食材も生産者から直接仕入れるなど苦労と工夫があるという

     明後日から4月。新しい習慣を身に付けるには良いタイミングだ。健康を意識した食を心がけたいという人には「チムチム弁当」をオススメしたい。

     写真をご覧いただきたい。ある日の一例だが、メインには大きなハンバーグ、ゆで卵におからのサラダ、そのほか、おかずが2品とご飯。すべて手づくりで、カロリーは500キロ・カロリー前後に抑えている。そして、お値段は520円とリーズナブル! 1個から配達してくれるのもうれしい。

     「フリー・ダイニング・フード チムチム」の中村正敬さんが、この事業を始めたのは8年前。きっかけは、自身が糖尿病で入院を余儀なくされたことだったという。「食べるって何だろうと、食事や健康と真剣に向き合いました」

     入院中、栄養学を学ぶにつれ、食の大切さをしみじみと実感。「これは多くの人に伝えたい。ずっと健康でいてもらいたい。そんな思いを形にしたのが、このチムチム弁当です」

     メニューは平日5日間、日替わりで提供している。チムチム弁当の基本は身体からだに必要な炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよく取れること。また、調味料は塩、醤油しょうゆ味噌みそこうじ、砂糖、ナンプラーがベースで、化学調味料は一切使わない。保存料も不使用。トータルの塩分量はわずか2、3グラムだという。

     塩味が少ないと物足りなさを感じるが、チムチム弁当にはそれがない。単調な味付けではなく、香りやうま味につながる食材や調味料を生かし、奥行きのある味わいを工夫するからだ。

     例えば、豚と鶏肉のハンバーグはトマトと玉ネギのソースにドライカシスを入れ、甘酸っぱさをプラス。その上にマッシュポテトをトッピングし、まろやかなコクを加えている。また、大根のピクルスはシークワーサーの香りが爽やかだ。

     見た目も味も満足感があるうえに、健康志向で体をサポートしてくれる“生活習慣”のチムチム弁当は、会社員はもちろん、妊婦や小さな子どもを持つ母親からの支持が厚い。

     注文は完全予約制で、3営業日前までに予約が必要だ。配達エリアは中央区、東区、白石区、豊平区(水車町、旭町、地下鉄平岸駅周辺、中の島)。基本は配達だが、店での引き渡しも可能だ。メニューはホームページで確認できる。

     (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住 所】 札幌市中央区南3東1の1の3 サンローゼ札幌1階 (電)011・556・0836

    【予約時間】 午前9時~午後6時(平日のみ)。定休日は土、日曜と祝日。予約はメール(chim-chim@kta.biglobe.ne.jp)でも可。ホームページはhttp://chimchim-walk.blogspot.jp/

    【主なメニュー】 チムチム弁当1個520円(月に12個以上の注文で1個500円)。ケータリングも行っており、予算1人2000円からで5人以上の予約制

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2017年03月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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