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    伸之輔カリー会席 ◎カリー割烹 伸之輔(札幌市中央区) 

    濃厚 甘エビスープが要

    • 「伸之輔カリー会席」では2種類のカレーを楽しめる。「伸之輔オリジナルカリー」のマイルド(右)と、ポップアップカリーの組み合わせが人気だ
      「伸之輔カリー会席」では2種類のカレーを楽しめる。「伸之輔オリジナルカリー」のマイルド(右)と、ポップアップカリーの組み合わせが人気だ

     食いしん坊たちの間で「なかなか予約が取れない」と、話題になっている、要予約の店がある。

     6月に札幌市中央区のすすきのにオープンした「カリー割烹かっぽう 伸之輔」は、“カリー割烹”という新しいジャンルを提案する、カウンター席のみのカレー店である。

     カレーは単品もあるが、おすすめは「伸之輔カリー会席」だ。

     「お客さまそれぞれに、炊きたてのご飯でカレーをお出ししたい。土鍋ご飯が炊き上がるまでの間、ちょっとした和食とお酒を楽しんでいただく、会席のスタイルを考えました」と、店長の小島龍一郎さん。

     カリー会席は、季節に合わせた「本日の出汁だし」から始まり、「先付け盛り合わせ」と続く。先付けは野菜を主体にした、旬を感じる4品で構成。湯気が上る土鍋の様子をうかがいながら、先付けを味わうのが楽しい。

     会席のカレーは3種類を用意し、その中から2種類選ぶことができる。

     自慢の「伸之輔オリジナルカリー」は、大量の甘エビの頭と殻をじっくり煮出した、うま味の濃い甘エビスープが味の要。具の野菜が溶けるまで煮込み、約3日間を費やして仕上げている。「マイルド」は中辛、「スパイス」は少し強めの辛口といった印象だ。

     もう1種類は「今月のポップアップカリー」と題して、他店のシェフがつくったカレーが、月替わりで登場する。9月は札幌・中央区のフランス料理店「バンケット」の若杉幸平シェフによるキーマカレー。普段お店では出さないメニューだけに、注目度が高い。

     いよいよ主役のカレーが登場。米は主に蘭越町産の「ななつぼし」を使うという。炊きたての土鍋ご飯はツヤピカで、深い甘味がカレーの味わいをさらにふくらませる。これで2800円(税別)という価格もまた、魅力的だ。

     別料金になるが、トッピングでおすすめしたいのは「海老カツ」。甘エビの身がゴロゴロと入ったぜいたくなカツで、伸之輔オリジナルカリーによく合う。

     「牛ヘレカツカリーサンド」などの牛肉料理もあるので、おなかに余裕があれば、ぜひ楽しんでほしい。

     カリー割烹は北海道初、いや全国を見回しても、初めてのスタイルではないだろうか。お出かけの際は、予約をお忘れなく!

    (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住 所】 札幌市中央区南6西4 プラザ6・4ビル2階、(電)011・211・6885(完全予約制)

    【営業時間】 午後6時~午前2時。日曜定休

    【主なメニュー】 伸之輔カリー会席が3024円、トッピングの海老カツ594円、牛ヘレカツカリーサンド3780円、伸之輔オリジナルカリーは1620円

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2017年09月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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