文字サイズ

    飲酒運転 根絶誓う…小樽ひき逃げ3年

    各地で啓発活動

    • 現場近くに設けられた献花台(13日)
      現場近くに設けられた献花台(13日)

     小樽市で4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件から3年を迎えた13日、各地で飲酒運転の根絶を誓う決起大会や啓発活動が行われた。

     現場に近い小樽市銭函の「おたるドリームビーチ」では、道警や小樽、札幌両市の交通安全団体などから約100人が参加して、啓発活動が行われた。

     海の家の経営者らでつくる協同組合の筒井弘子理事長(77)が「ドライバーや泥酔客への酒類提供は絶対しません」などと根絶宣言を読み上げ、悲劇を二度と繰り返さないことを誓った。

     バーべキューをしに札幌市から6人で訪れていた女性会社員(28)は「知り合いが飲酒運転をしようとしたら、絶対にやめさせます」と話した。現場近くの歩道には花が供えられ、付近では警察官が交通取り締まりも行った。

     道警の北村博文本部長は同日、札幌市内で行われた決起大会で、「飲酒運転の根絶は道半ば。道警も決意を新たに根絶に取り組む」と述べた。

     決起大会は岩見沢市でも開かれ、2003年に飲酒運転によるひき逃げで当時高校1年の次男を失った江別市の高石洋子さんが講演し、「周りで飲酒運転を繰り返すような人がいたら、やめさせる努力をしてほしい」と訴えた。

     道警によると、今年上半期の飲酒運転の摘発数は333件(前年同期比21%減)。道は事件後、7月13日を「飲酒運転根絶の日」と定めたほか、飲酒運転根絶のロゴマークも策定し、道民に啓発を続けている。

    2017年07月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ