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    ドライブ観光で地方活性化

    開発局とナビタイム、外国人向けアプリで協定

     国土交通省北海道開発局は16日、道案内サイト運営会社「ナビタイムジャパン」(東京)とレンタカーを利用する外国人観光客向けの事業で協定を結んだ。道内の観光情報などを提供するスマートフォン用アプリを活用して外国人観光客の「ドライブ観光」を促し、地域活性化を促す。

     同局は昨年9~11月、同社が開発したアプリ「Drive Hokkaido!」を使って観光施設などの情報を提供するとともに、全地球測位システム(GPS)で利用者の移動経路や宿泊先を調べる社会実験を行った。期間中には香港やシンガポールなどの1211人がアプリを利用した。そのうち、外国人観光客が集中する道央圏以外の宿泊者は42・5%で、バスや電車などの公共交通手段を含む道の調査(2016年9~11月)と比べて13ポイント高く、滞在日数も2日間長かった。実験を通じ、レンタカー利用の外国人観光客は道東や道北などの地方を周遊する傾向が明らかになった。

     ドライブ観光が地方の活性化に役立つことがわかり、同局は取り組みを継続するために協定を結んだ。GPS情報で季節ごとの移動経路などを把握し、自治体やレンタカー会社に情報を提供する。アプリは従来の英語と中国語に対応しており、7月には韓国語が加わる。

     締結式で同局の和泉晶裕局長は「ドライブ観光は、公共交通がない地方の景勝地に足を延ばしてもらえる重要な手段だ。快適にドライブしてもらえる環境をつくっていきたい」と述べた。

    2018年04月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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