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    引き網漁の調査操業船が出港…根室

    ロシアEEZで7月15日まで

     2016年から禁止されたロシアの排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マスの「流し網漁」に代わり、「引き網漁」の可能性を探る試験操業の漁船(199トン、17人乗り組み)が10日、根室市の花咲港を出港した。

     引き網漁は船尾に取り付けた網を引く漁法。昨年度の漁獲量は12・83トンで、日露間で取り決めた漁獲割当量62トンの2割にとどまった。16年度は4・4トンで割当量の6・4%。今年度の割当量は95トン。今回は網の入口面積を従来の1・6倍に広げるなど改良を加えた。操業期間は7月15日までと、6月25日までだった昨年度より大幅に延長された。

     一方、同様に代替漁業として、北太平洋の公海でサンマ棒受け網漁の試験操業を行った漁船10隻が10日夜から、花咲港に帰港した。

     全国さんま棒受網漁業協同組合によると、5月16日に出港し、公海上でロシアの加工船に販売、輸出したのは約3000トンとみられる。今回初めて帰港中にサンマ約600トンを漁獲し、花咲港に水揚げすることを目指したが、悪天候で漁を断念した。2回目は6月15日に出港し、7月末まで操業する予定。

    2018年06月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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