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    子供の健康問題6人が語る 全3回

     富山大は10月21日から、全3回の市民講座「子供の健康を守る」(読売新聞北陸支社共催)を富山市の五福キャンパスにある理学部2階多目的ホールで開催する。時代や社会環境の変化とともに、こどもの健康問題も変わりつつある。早期発見、対応するために、家庭や学校、地域では何ができるのか――。今年の富山大市民講座では、研究者たちが多様なこどもの健康問題への知識や対応について報告する。

    • 関根道和教授
      関根道和教授
    • 山田正明助教
      山田正明助教
    • 宮一志教授
      宮一志教授
    • 西山志満子研究員
      西山志満子研究員

    肥満など生活習慣病

     第1回(10月21日)は「子供の生活習慣と健康」。

     昭和40年代に3%程度とされた肥満のこどもの数が近年は3倍に増加し、生活習慣の変化によってこどもの生活習慣病が増えている。大学院医学薬学研究部の関根道和教授は「地域・学校・家庭連携による小児期からの生活習慣病予防」と題し、予防に向けた地域や学校、家庭間の協力の重要性について講演する。

     また、同研究部の山田正明助教は「長時間メディア利用の実態と対策」をテーマに、近年の調査結果を踏まえながら、スマートフォンなどこどものインターネット利用についてわかりやすく伝える。

     

    心の発達や不調解説

     第2回(10月28日)は「子供の成長・発達と健康」。

     小児科医で人間発達科学部の宮一志教授が「発達障害の子供との関わり方の基本」、臨床心理士として県内のこどもたちの相談に乗っている大学院医学薬学研究部の西山志満子研究員が「思春期の心の発達と精神的不調‥早期発見と早期対応」と題して、発達障害や思春期の心身の不調について、それぞれ解説する。

     

    発熱や感染症の対応

     最終回の第3回(11月11日)は「子供の救急と初期対応」。少子化により小児科患者数が減少する一方、核家族化などを背景に、こどもの救急外来受診者数は増加している。そこで、同大付属病院小児科医の小沢綾佳診療助手が「子供の発熱と感染症への対応」、伊藤靖典助教が「食物アレルギーとアナフィラキシーへの対応」をテーマに、こどもの救急として多い発熱や食物アレルギーなどの初期対応について講義する。

     

     講座は、いずれも土曜日の午後2時~4時。受講無料だが事前申し込みが必要。対象は高校生以上で、定員は毎回200人(先着順)。

     希望者は、氏名、住所、電話番号、受講講座を記載し、ファクス(076・445・6033)または電子メール(shimin@adm.u-toyama.ac.jp)で申し込む。

     各回の申し込み締め切りは、第1回が10月6日、第2回が同13日、第3回は同27日。問い合わせは富山大地域連携推進機構(076・445・6519)へ。

    2017年09月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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