繰り上げ返済、どれくらい得?
住宅ローンの返済を始めて2年、余裕資金が100万円ほどあるので繰り上げ返済したいのですが、どれくらい返済額を減らせるのでしょうか。
時期が早いほど効果大、手数料などは確認を
繰り上げ返済には、返済額を変えずに残りの返済期間を短縮する「期間短縮型」と、残りの返済期間を変えずに、毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」とがあります。得する金額は期間短縮型のほうが多いので、収入減少など特別な事情がある人以外は、期間短縮型を利用するのがいいでしょう。
期間短縮型では、繰り上げ返済する金額はすべて元金に充当されます。借入額3000万円、金利2%、35年返済の場合、2年経過後に104万4278円繰り上げ返済するとすれば、20回分の元金に相当します。2年近く期間を短縮できることになります。
本来なら毎月返済額9万9378円の20回分の元利合計の支払いは198万7560円ですから、差し引き94万3282円の利息支払いをカットできる計算。大幅に得する上、残り期間を短縮できる安心感もあります。
ただ、返済額軽減型も完済までの実質的な経済効果という点では、期間短縮型と大きな差はないともいわれています。家計状況などに合わせて、選択するようにしてください。この繰り上げ返済、実行する時期が早いほど効果が大きくなりますが、手数料がかかったり、100万円からなど最低単位が決まっていることもあります。利用している銀行などの条件を確認しておきましょう。
※計算方法によっては端数に差が生じます。
暮らしラボ 読売新聞朝刊より
(2012年2月2日 読売新聞)
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