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簡単リメイクをしてみよう

あったかいフリース膝かけ

 最近ようやく「もったいない」という言葉の大切さが分かってきた気がします。前回は、好きなものをしまったままにしておくのは「もったいないので飾ろう」というお話でした。 

 そして今回は、せっかく作られたものを使いきらずに捨てるのも「もったいないから再利用しよう」という提案です。

 ただし、再利用するために手間がかかり過ぎてしまっては、今度は「時間がもったいない」、その辺の加減がむずかしいところですね。

 そんな時におススメなのが、自分が疲れて途中でイヤになってしまわない範囲でできる「簡単リメイク」です。

 例えばフリースのパーカ、古い物が何枚もたまっていませんか?

 我が家の場合、各自の引き出しやタンスから着ないままになっている古いフリースが6点(無地のもの4点、チェックが2点)ほど見つかったので、これを簡単にリメイクできそうな膝かけにすることにしました。

 フリースはフェルト同様に端がほぐれてくることがないので、パッチワーク風にはぎ合わせるのに適しています。
(1) まず、後ろ身頃の広い部分を中心に、長方形や正方形に区切ってフリース生地を切ります。(イラストのように、いらない厚紙で型を作り、長方形は正方形ふたつ合わせた大きさに統一しておくと、後で組み合わせるのがラクです)
(2) 次に、切った生地を広めのテーブルや畳の上などに並べて組み合わせを決めます。
(3) 太めの糸や毛糸で端をかがっていきます。
(4) 全部つなぎあわせたら、周りをブランケットステッチで縁取ります。
(5) 残ったフリースを花びら状に切って膝かけのアップリケにしたり、袖の部分は、レッグウォーマーにしてもかわいいと思います。

 もうしばらく厳しい寒さが続きますが、ほっこりあたためてくれるリメイク膝かけのおかげで、部屋の下からの冷気をかなり防げそう。

 余分な暖房エネルギーで費用がかかるのも「もったいない」し、風邪を引いて元気に過ごせないのも、とても「もったいない」ことですから。

プロフィール
中山 庸子  なかやま・ようこ
エッセイスト、イラストレーター
 1953年生まれ。群馬県出身。女子美術大学、セツ・モードセミナー卒。県立女子高校に美術教師として15年間勤務。現在はフリーのエッセイスト、イラストレーターとして活躍中。著書に『「ひとり時間」のススメ』『ツヨカワの法則』(中経の文庫)『40歳からの「夢ノート」』『夢ノートのつくりかた』(大和出版)『なりたい自分になる100の方法』(幻冬舎)『朝ノートの魔法 』『イケメン美術館 』(原書房)『書きこみ式「いいこと日記」2011年版』(マガジンハウス)『中山庸子の もっと笑って「生き方上手」』(主婦の友社)『夢をかなえる365日の言葉』(アスペクト)など 。
2012年2月1日  読売新聞)


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