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    北朝鮮の核実験…看過できない技術の進展

    • 11日、国連安全保障理事会で、北朝鮮制裁決議の採決で挙手する各国の国連大使(ロイター)
      11日、国連安全保障理事会で、北朝鮮制裁決議の採決で挙手する各国の国連大使(ロイター)

     北朝鮮は3日、昨年9月9日以来、6回目となる核実験を強行しました。その爆発威力について、小野寺防衛相は、TNT火薬換算で約160キロトンだったとの見方を示しています。これは、広島に投下された原爆(15キロトン)の10倍超に相当します。前回の核実験は11~12キロトンだったことから、1年間で爆発威力を約14倍に高めたことを意味します。技術の大幅な進展は看過できません。

     北朝鮮は7月28日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、8月29日には、北海道上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射するなど挑発を繰り返しています。米政府は、北朝鮮が米国への核攻撃能力を持つことを容認しない立場で、トランプ大統領は、「(北朝鮮に対する)軍事行動は間違いなく選択肢の一つだ」と述べ、北朝鮮の姿勢をけん制しています。

     北朝鮮の脅威が一段と増大し、米国との間で緊張が高まる事態に、読者センターにも「このままでは戦争になる。日本は対岸の火事では済まされない。戦争だけは食い止めないと」「日本は、米国と手を携えてしっかりと国を守ることが第一だ」「北朝鮮が孤立し、日本がかつて石油禁輸で戦争に突入したような(てつ)を踏むのではないかと恐れている」などの意見が寄せられています。「新聞を食い入るように読んでいる。今後の展開や真実をしっかり取材して伝えてほしい」との要望もありました。

     11日に開かれた国連安全保障理事会では、北朝鮮への追加制裁決議が全会一致で採択されました。北朝鮮情勢から目が離せません。

    2017年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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