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ホワイトデーは日本独特の習慣?

日本生まれで、今もほぼ日本限定

 ホワイトデーは、バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が、1か月後の3月14日にお返しを贈る、という日ですね。

 仕掛けたのは、業界団体「全国飴(あめ)菓子工業協同組合」でした。バレンタインデーにチョコレートの売り上げが大幅に伸びるのを見て、自分たちも販売促進に何かできないかと知恵を絞り、「バレンタインデーのお返しにキャンデーを」と呼びかけたもので、1980年に大々的なキャンペーンが始まりました。

 「愛にこたえるホワイトデー」「好きな女の子にキャンデーを贈ろう」「僕からも、愛」などのキャッチフレーズと共に全国に広まりました。

 ですから日本生まれの習慣なわけで、30年以上たった今も、ほぼ日本に限定されています。

 そもそもバレンタインデーは、発祥の地であるヨーロッパなどでは恋人たちがプレゼントを贈り合う日です。日本のように「女性から男性へ」と一方的に贈るわけではないので、お返しの日を特に設定する必要はありません。

 日本の流行に敏感な台湾はどうかと、台北支局に問い合わせましたが、「バレンタインデーに告白された男性が女性に何かプレゼントするということは見受けられない」ということでした。台湾でもバレンタインデーには、欧米同様に男女を問わず好きな人や恋人に贈りものをしているそうで、そうしたことが、日本生まれの「習慣」が採用されない理由となっているのでしょう。
(調査研究本部主任研究員 秦野るり子)

2012年2月15日  読売新聞)

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