「金八先生の教え子」 モデルの男性講演…新潟
「非行少年にチャンスを」
非行少年の「国選付添人制度」を考えるシンポジウムが11日、新潟市中央区の万代市民会館で開かれた。石油タンク建設会社会長で新発田市の雇用主協会長を務める安田光一さん(64)の講演会も行われ、少年院を出たばかりの少年らを雇用してきた活動を紹介した。
同制度は、逮捕後、家裁送致されて少年審判を受ける少年に対し、殺人などの重大事件に限り、弁護士付添人が国費で選任されるもの。日本弁護士連合会などは、成人の刑事裁判でほぼ100%、代理人の弁護士が付くのに対し、全ての非行少年に国選付添人が付かないのは法の欠陥だと主張している。
TBS系ドラマ「3年B組金八先生ファイナル」で教え子のモデルになった安田さんは、少年院を出所後、タンク職人の親方に出会って人生が変わったことや、少年院を出る少年を朝一番で迎えに行ってカツ丼を食べさせたエピソードなどを披露。「涙を流してカツ丼を食う『情のある』子は絶対に更生できる」とし、「親が引き取りを拒否するような非行少年にも1回はチャンスを与えたい。これからも諦めずに活動を続けたい」と話した。
(2012年2月13日 読売新聞)
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