異なる意見をぶつけ合う
チームで働く3
チームが具体的に何をするかの議論をスムーズにするポイントを紹介します。
議論は、異なる意見をぶつけ合い、どちらが正しいかを決めるプロセスです。限られた時間の中で結論を得なければなりません。話し合うテーマや情報の共有、報告などの基本的な作業は、事前にメールなどで済ませておきます。
議論ではまず、実現可能性の高い案に対象をしぼります。例えば、小さな輸入商社で、手掛けたことのない服飾品を輸入するとします。人気の高級ブランドと契約できればいいのですが、実績がなければ難しい。いくら素晴らしい案でも、誰もやる気になりません。小さな目標でも、成功すれば達成感を感じられ、チームが活性化します。
しかし、100%できることしかやらないのでなく、チームの成長のため、多少リスクがあるものがいいでしょう。商品が売れるかどうかなどの「正解」は、結果が出ないとわかりません。全員が「正解」と信じられることが重要です。実現のためにみんなが力を合わせ、正解にしていくのです。
意見がまとまらない場合は、「今回は私の案にして、あなたの案はまた別の機会に」など、交換条件をつけて折り合ったり、案の一部だけを合意したりすると、議論が進み、局面を打開できることがあります。
| ■議論のルール |
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| 〈1〉臆測や推測に基づいて議論しない 〈2〉肩書や役割分担にこだわらない 〈3〉愚痴や文句は言わない 〈4〉物事を決めつけない 〈5〉チーム全員が納得するまで話し合う |
堀公俊さん(組織コンサルタント)
(2012年2月23日 読売新聞)
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