鉄道やバスで利用できるICカード乗車券「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」などは、通学定期券をはじめ、多くの生徒たちに使われています。そのカードを、お気に入りの絵で飾(かざ)れたら、ちょっぴりうれしくありませんか? カードにはって、好きなデザインを楽しみ、カード上の個人情報も守るシールが「ドレスステッカー」です。はったまま改札を通過できます。

パステルに展示されたドレスステッカー |
約5センチ×8センチの薄(うす)いシールには、人気キャラクター「リロ&スティッチ」「リサとガスパール」「スヌーピー」などのデザインがついています。現在、250種類が販売(はんばい)され、値段は250円から380円くらい。雑貨店などで売っています。映画館で、映画の記念グッズとして販売されていることもあります。
文具企画会社パステル(東京・中央区)が開発、製作しました。昨年10月に発売されてから、若者を中心に人気が広がり、これまでに85万枚が出荷されているそうです。
定期の更新(こうしん)や現金のチャージのため機械を通す際には、はがす必要がありますが、ウレタンのりという特別なのりを使用しているため、何度でもはったりはがしたりできます。
パステルの川口裕(ひろし)社長によると、当初は「かわいい」を売りに、女子中高生をターゲットとしていましたが、名前や年齢、乗車・下車駅などの個人情報が人目にふれないようにできるため、電車通学の小学生など、幅広(はばひろ)い年齢層(ねんれいそう)に使用されるようになりました。「定期券にドレスステッカーをはることで、改札を通るのが楽しくなるのではないでしょうか」と川口さん。
実際に使ってみると、電車に乗るたびにささやかな幸せを感じます。これでつらいラッシュも乗り切れる……かもしれません。
<中1・平川さつき、中2・丸山優子、高1・三上航平、高3・井田香菜子記者>
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