ジュニア手帳 ペケのついた正答
 テストの答案用紙が返ってきた。結果はともかく私は1枚の数学のテストに疑問を抱いた。答えはあっているのにペケのついている問題がちらほらあった。何も考えずに私は先生にこう言った。
「先生、この問題、この答えで正解ではないでしょうか」

 しかし私の予想とは裏腹にこの解答ではダメだ、と言われてしまった。なぜだろう。理由は教えてもらうことが出来なかった。

 私は考えてみた。紛れもなく答えは正解だ。心の中で悔しさがこみ上げた。数日後、先生が私に理由を教えてくれた。
「答えと解法、先生がこのテストで見たかったのはどちらだと思うか。数学で大切なのはプロセスなんだ。答えなんてただの数字でしかない。君の解答は解法の内容が乏しかったんだよ」

 私はこの言葉を聞いて大切なことに気付いた。テストの本質は時間内にいかにして自分をアピールできる解答を書くことができるかということなのではないか。

 私が中学校生活で受ける定期テストもあと2回となった。これからはきちんとテストの意義を考えながら自分らしい解答を書き上げたいと思う。(中3・S.M)

作成日: 2006年10月10日

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