2012年 1月23日(月) 読売新聞
YJPホール「ALWAYS 三丁目の夕日‘64
【ストーリー】
 
 2005年に「Always 三丁目の夕日」、2007年に続編が公開されたシリーズの最新作。初の3Dも同時公開されています。
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(C)2012「ALWAYS 三丁目の夕日’64」製作委員会


 
舞台は1964年(昭和39年)、東京オリンピック開催の年です。小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆=写真右)は、ヒロミ(小雪=同中央)と結婚し、高校生になった淳之介(須賀健太=同左)3人で暮らしていました。ヒロミは身重の身で、もうすぐ家族が一人増えるという一家は幸せそうに見えますが、竜之介は、連載中の児童小説が新人作家に人気を奪われつつあり、スランプ気味です。
 
 お向かいの鈴木オートは順調に事業を拡大し、則文
(堤真一)、トモエ(薬師丸ひろ子)、六子(堀北真希)らが暮らしています。六子は一度手当てをしてもらった医者の菊池孝太郎(森山未來)と挨拶を交わすために毎朝おめかしをして出かけます。そんなある日、菊池の車を六子が修理したことから二人はデートすることとなり、幸せな六子ですが、菊池の嫌な噂を聞かされます。

 一方、竜之介の父親が危篤となり、勘当されていた竜之介は行くのを渋りますが、ヒロミに後押しされ、実家のある長野・松本に向かいます。

 父の思いを葬式の時に知る竜之介。また、菊池に惹かれる六子は二人でバカンスに出かけ、大騒動に。

夕日町三丁目の人々の何気ない日常の中の心温まる話が描かれています。

  原作:西岸良平(さいがん・りょうへい) 監督・VFX:山崎貴(やまざき・たかし)
 全国東宝系で公開中


【試写会を取材して】

 夕日町三丁目の人々の温かさや、さまざまな家族のあり方などがよくわかりました。この映画は「泣き」と「笑い」が交錯しているいい映画なのだと思います。(小5・田村輝)

  この映画を見て、平成生まれの私は昭和の時代に入り込んだような新鮮な気持ちになりました。高い建物がほとんどない、路面電車の走る街並みは、夕日がいつまでもきれいに輝いていることを気付かせ、感動しました。(中2・工藤菜緒子)

  昭和39年は「皆が上を目指している時代」。人々は豊かになって、幸せな生活を送れると思っていました。しかし、豊かになった今、どうでしょうか。隣の家の人と一緒にテレビを見たり、タバコ屋のおばちゃんがおせっかいをしたりすることはありません。幸せとは何なのか考えさせられる映画でした(高1・高原玲央)

 三丁目の人々は相変わらず人情味があふれていて、心が温まるシーンもあれば、思わず涙がこぼれるシーンもありました。皆で一つのカラーテレビを囲む姿が印象的で、「皆で見たほうが楽しいじゃない」というセリフが、近所付き合いが希薄な現代に生きる私たちには、何か胸にくる言葉となりました。(高2・中村晴香)
 

作成日: 2012年01月20日

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