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    女子校にまみれるプレミアムイベント…辛酸なめ子<5>

    意識の高さに戦慄する「女子校あるある座談会」

    • 表示の模造紙にもストイックさが漂う「あるある座談会」
      表示の模造紙にもストイックさが漂う「あるある座談会」

     私立女子中学校フェスタ。女子校好きにとっては外せないイベントが、十文字中学・高等学校の校舎で開催されました。巣鴨駅からほど近い立地で住宅街に(たたず)む歴史ある女子校です。

     この日、人気の女子校が校内各所で体験授業や発表、相談会などを催しています。新館の広いスペースには各女子校のブースが並び、在校生に女子小学生と保護者が直接質問できるとあって、ホール内はかなりの熱気がこもっていました。

     さらに集客が多く、盛り上がっていたのが「生徒による女子校あるある座談会」です。いろいろな女子校の組み合わせで4回も開催。私が見学したのは、実践女子学園、豊島岡女子学園、三輪田学園、山脇学園、和洋九段女子、というラインナップ。東京家政大学附属の女子高生(将来女子アナになりそうな声質)が司会を務め、それぞれの学校の特色についてトークが交わされました。受験生向けのイベントなので、基本はまじめモードです。

     「1日の始まりは何をしますか?」

     という質問では

     「礼から始まります。1、2、3で下がって、4、5、6でゆっくり上がります。腰から折れるのがポイントです」と、お辞儀の基本まで教えてくれた実践の生徒さん。勉強になりました。

     「登校すると、まず朝学習をしています。小テストを授業前にすることでリフレッシュできて、私は気に入ってます」と、三輪田の生徒さんはコメント。小テストが気に入っている……まるで趣味かのように表現していて意識の高さに戦慄。

     次は「自慢の学校行事を教えてください」という質問で、豊島岡の生徒さんは

     「今日自慢して帰りたいイベントは、2月の中学校のみの合唱コンクール。それから半年に1度のアカデミックデーでは自分の好きな課題を研究し発表します」と答えて、覇気が半端ないです。将来国連とかで働いてそうなポテンシャルを感じました。

     「制服の自慢」というテーマでも

     「(はと)の形のネクタイをアピールしたいです」と、立ち上がり、鳩をかたどったネクタイを披露。

     山脇の女子は、日本ではじめて制定された洋装の制服だと、由緒を語っていました。

     ちなみに最後、実践の生徒さんが、実践は明治32年創立と日本の女子校で最も古く、和装制服は日本で一番古いことを付け加えていました。一見おしとやかな女子同士の制服バトルが……。そのくらい、制服に愛着があるのはすばらしいです。

     ランチメニューの紹介という質問では、「カフェテリアがあって中3から使えます。人気メニューはオムライスとオムハヤシです。放課後に手作りプリンを食べるのが好きです」という実践のランチ事情や、「月に1回ビュッフェ形式のランチがあります」という山脇、「カフェテリアで人気のメニューはトマトラーメンです」という和洋九段など、想像以上の充実ぶりに羨望の念が禁じえません。今回会場の十文字にももちろんカフェテリアがあって、クリームコロッケ(カニ&帆立)、かき揚うどん、などといった魅力的なメニューが300円台で食べられるようでした。購買部のカニパンをありがたがって食べていた中高生の自分が不憫(ふびん)です……。

    2018年04月26日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
     
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