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    子ども向けの新しい本を紹介します。

    100年にわたる家族の物語

     神奈川かながわの名所・の島を舞台ぶたいにした小説しょうせつ「江の島ねこもり食堂しょくどう」(名取(なとり)佐和子(さわこ)ちょ)は、江の島の、とある食堂しょくどう代々だいだい、島にすむ野良猫のらねこたちを世話せわする「ねこもり」の仕事をつとめてきた女性たちをえがく。

     大正時代から現代げんだいいたる100年の物語の中、島にかかわる人々のやさしさや思い出が、見えかくれしながら、母からむすめへと伝えられてゆく。読後、物語の中の一家だけでなく、どの家族にもあるだろう歴史れきしに思いいたり、むねあたたかくなる。ポプラ社、1500円。

    2017年03月20日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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