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    1週間の中で起きた注目の話題を漫画付きで詳しく解説するコーナーです。
    清宮選手 7球団が指名

    プロ野球ドラフト会議

    • イラスト・スパイスコミニケーションズ(田川滋)
      イラスト・スパイスコミニケーションズ(田川滋)

     プロ野球のドラフト(新人選手選択せんしゅせんたく会議かいぎが10月26日に行われ、早稲田わせだ実業高(東京)の清宮幸太郎きよみやこうたろう選手が7球団きゅうだんから1指名を受けるなど、大きな注目を集めました。

     ドラフト会議が行われるのは年1回。各球団かくきゅうだんが、獲得かくとくしたい新人選手と交渉こうしょうする権利けんりるために行われます。1位の選手は全12球団で同時に指名し、複数ふくすうの球団が同じ選手を指名した場合はくじ引きで決めます。

     2位は、その年のシーズンの下位球団かいきゅうだんから、3位は上位じょういから、というように順番じゅんばんえます。今年は82人の選手が指名されました。交渉権こうしょうけんを得た球団は選手側せんしゅがわ契約金けいやくきん育成方針いくせいほうしんといった条件じょうけんなどを話し合い、おたがい合意すれば入団にゅうだんします。1965年より前は、各球団が自由に新人選手と交渉していました。人気のある選手の契約金がどんどん高くなるのが問題とされていました。

     今年のドラフトの最大さいだいの目玉は、高校野球でもっとも多いとされる111本もホームランを放った早稲田実業高の清宮選手でした。7球団が1位指名しましたが、くじ引きで日本ハムが交渉権を引き当てました。これまで最も多い球団から指名されたのは野茂英雄のもひでお投手ら2人の8球団でした。野茂さんは、後にアメリカの大リーグでも活躍かつやくした名選手めいせんしゅです。

     清宮選手は、中学1年生の時、リトルリーグで世界一になり、海外メディアからは「和製わせいベーブ・ルース」と注目されました。高校1年夏の甲子園こうしえんでホームランを2本打ち、「清宮フィーバー」を()()こしました。将来しょうらいはアメリカ大リーグ入りも目指したいといいます。「ここからが勝負。プロでもしっかり鍛錬たんれんし、自分をみがきたい」と力強く語りました。

    活躍に期待

     有力選手は清宮選手だけではありません。2球団から1位指名された広陵こうりょう高(広島)の中村奨成なかむらしょうせい選手。今夏の甲子園で史上最多しじょうさいたの6本のホームランを打つなど活躍し、交渉権は地元の広島へ。

     巨人きょじんは清宮選手を1位指名しましたが、くじで外れ、中央大の鍬原拓也くわはらたくや選手の交渉権を手に入れました。150キロえの直球を(ほこ)る右投げ投手で、大学の東都リーグでも活躍しています。

     1位指名されなくても活躍する選手は多くいます。新人選手のプレーに期待したいですね。

    2017年11月15日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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