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    読売KODOMO新聞の連載漫画「いろはにほへと新聞部」のキャラクターが時事用語をわかりやすく解説します。

    【クロマグロ】…絶滅の恐れ とりすぎやめる

    • 出荷のため、水揚げされた養殖のクロマグロ(2月、長崎県で)
      出荷のため、水揚げされた養殖のクロマグロ(2月、長崎県で)

     いろは おすしのネタになるクロマグロがっているそうですね。心配です。

     あらた クロマグロは「本マグロ」ともいって、マグロの仲間なかまでは最高級品さいこうきゅうひんなんだ。日本の近海などでとれるのは「太平洋クロマグロ」で、国際的こくさいてき自然保護機関しぜんほごきかんから絶滅ぜつめつおそれがある「絶滅危惧種ぜつめつきぐしゅ」に指定されているよ。

     いろは とりすぎですか。

     あらた そう。太平洋クロマグロで大人になった「成魚せいぎょ」は1961年には全体で16万トンをえていたようだけど、最近さいきんは1万トン(あま)りまでったみたい。

     いろは 大変たいへんですね。

     あらた 「未成魚みせいぎょ」といって、たまごむ前で重さが30キロ未満みまんの子どものマグロも、出荷しゅっかされたり養殖ようしょく用として業者に売り渡さうわたれたりすることが多いんだ。そこで、日本と関係かんけいする国々が話し合って、成魚せいぎょだけでなく、未成魚みせいぎょ漁獲量ぎょかくりょう制限せいげんしているそうだよ。

     いろは たまごむまではなるべくとらないようにするんですね。

     あらた 日本の上限じょうげんは年4007トン。でも、昨年さくねん7月から今年6月までの沿岸漁業えんがんぎょぎょう漁期りょうきでは、不正に水揚げみずあをする業者もいて、4月末でそのりょうえてしまったんだ。えた分は次の漁期りょうきでとれる分からし引かれるけど、しっかり漁獲量ぎょかくりょう管理かんりする体制たいせいを考えないとね。

    2017年06月19日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    「時事用語をわかりやすく解説する読売新聞朝刊「学ぶ育む」の連載です。読売KODOMO新聞の連載漫画「いろはにほへと新聞部」のキャラクター「あらた」「いろは」が登場します。

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