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ポロリ&激太り騒動から復活!! ジャネット・ジャクソン

 昨年亡くなったマイケル・ジャクソンの妹であり、華麗なダンスと歌で日本の女性アーティストにも多大な影響を与えたジャネット・ジャクソン。シンガーとして大人気を誇る一方で、ポロリ騒動や激太りの過去も持つ、マイケルに負けず劣らずの激動人生を歩んでいます!!

一時はマイケルをしのぐ人気

 9人兄弟という大家族なジャクソン家の中でも、マイケルとは特に仲がよかったというジャネット・ジャクソン。末っ子のジャネットは1966年生まれですが、同じ年に兄たちはジャクソン5を結成しました。 ジャネットは生まれたときから、ショービジネスの世界で育ったといえるでしょう。芸能界デビューは7歳のとき。ラスベガスで行われた兄たちのライブに登場したところ、それが大物プロデューサーの目にとまったのだとか。以後、テレビドラマを中心に子役として活動を始め、なかなかの活躍ぶりだったのです。

 ところが、マネージャーでもある父親のジョーさんがジャネットの子役業に大反対。ジョーさんは、マイケルをはじめとする子どもたちをスターにした反面、厳しい体罰を加えたことでも知られる、やり手ながら超強烈キャラの人物。そんな父親の鶴の一声により16歳でジャネットは歌手へと転向し、アルバムをリリースしたのですが、売り上げはいまひとつ……。その約1年後にマイケルはアルバム「スリラー」でキャリアの絶頂期を迎えています。そういえば当時、マイケルの妹についてはあまり知られていませんでしたよね。

 しかし、1985年には父親の反対を押し切って、自分で選んだスタッフと作ったアルバム「コントロール」が大ヒット! ジャネットもスターの仲間入りを果たしました。それからは立て続けにヒットを飛ばし、1990年には年に2回も来日公演が行われたくらいの人気ぶりで、一時はマイケルの人気をもしのぐほどだったのです。そして2001年発表の「オール・フォー・ユー」が、日本でも大ヒットしたのは記憶に新しいところ。当時、ジャネットはマドンナ、マライア・キャリーらと並ぶ超大物女性アーティストだったのです。

ポロリ事件から失速!!

 しかし、いいときもあれば悪いときもあるもの。それまで順調にスター街道を歩んでいたジャネットですが、2004年、スーパーボウルのハーフタイムショーでの大騒動からすべてがダウン傾向へと転じてしまいます。その騒動とはジャスティン・ティンバーレイクとのデュエット中のこと。ジャスティンがジャネットの衣装をはぎ取り、ジャネットの右の胸がポロリするという、刺激的すぎる演出を生放送でやってしまったのです。

 もちろんジャネットのバストトップは星のような形のピアスでしっかりカバー。しかしスーパーボウルといえば、アメリカ最大のスポーツイベントであり、毎年1億人以上の老若男女が注目している国民的な番組。そのため、政府機関、主催者など関係者をはじめ、多くの視聴者がこのシーンに大激怒。当初は衣装の不具合と説明していたジャネットですが、最終的には意図的であったことを告白して謝罪し、その直後のグラミー賞受賞式も出席を辞退。しかもその件が影響したのか、翌月発売されたアルバムのセールスも振るわず、以後、メディアでの露出は自然と減ってしまったのです。

 さらに、追い打ちをかけるように、今度は激太りが発覚!! それは2006年のはじめのことで、それまではダンスで鍛えたスリムなプロポーションが魅力だったジャネットなのに、まるで別人のように激太りをした写真がゴシップ誌にパパラッチされてしまったのです!!

 実はジャネットは太りやすい体質らしく、子どもの頃のあだ名は「ロバ」だったのだとか。これはマイケルが命名したもので、理由はジャネットの体型がロバに似ていたから。案外、子ども時代のマイケルが辛口だったことをうかがわせるエピソードですが、このときのジャネットはロバどころではなく、ダンスはおろか歩くのも大変そうな状態。この激太りは世界に衝撃を与え、これでまたジャネットの復帰は遠のいたと思われたものでした。

 しかし!! 逆に激太りがバレたことで気合いが入ったのでしょうか? ジャネットはなんと4か月で約27キロの減量に成功したのです!! そのダイエット法とは、パーソナルトレーナーによるエクササイズと一流シェフによる1日1500カロリー以下のダイエット食デリバリーサービスという、まさにセレブダイエットの王道をいくもの。ただ、ダイエット中はしばしば鏡で自分を見て気持ちを引き締めるべし、とよくいわれますが、ジャネットの場合は、そのルックスに目が慣れないよう、鏡はあまり見ないようにしたというのがオリジナルなポイント!? 

 ともあれ、努力の甲斐あって、以来、大きなリバウンドもなく体型をキープしているジャネット。ちなみに体重増量は映画の役作りのためだったけれど、その仕事はスケジュールの都合で取りやめたとか。つまりただの太り損だった!? とにかくハーフタイムショー後のこの時期は、ジャネットにとって試練の時だったに違いありません!!

プライベートは秘密主義!?

 そんな仕事面での激動が話題になる一方で、実はジャネットのプライベートはあまり知られていませんよね。現在はシングルの彼女ですが実はバツ2。最初の結婚はブレーク前の18歳のときで、数回デートしただけの相手と駆け落ち婚したものの、家族の反対により1年経たないうちに離婚しています。

 そして2回目の結婚は25歳のときで、相手はアルバム「リズムネイション1814」の製作に関わっていたダンサー兼ソングライターのルネー・エリゾンドでした。ただし、この結婚は極秘にされていて、2000年に夫のルネーが離婚を申請したことで結婚していたことが判明。若い頃から大スターだったジャネットはできるだけ普通の結婚生活を送りたいからと、結婚は秘密にしていたようです。そして2002年からは有名ヒップホッププロデューサーのジャーメイン・デュプリと交際していましたが、こちらも昨年破局したとか。

 マイケルの死をきっかけに再びメディアから追いかけられるようになったジャクソン一家ですが、なかでもジャネットは追悼式でマイケルの遺児たちを抱きしめる姿が印象的で、クリスマスも彼らと一緒に過ごした様子。今や彼らのよき叔母というイメージも定着しています。

 一方で、自分の音楽活動も続行中で、昨年11月にベスト盤を発表したところ、その中に収録した新曲「Make Me」はダンス/クラブチャートで1位を獲得! その曲のダンスやプロモーションビデオの映像などにマイケルへの追悼が感じられると評判で、現在は新アルバムを製作中なのだとか。今もマイケルの死は信じるのが難しいと語っているジャネットですが、キャリアの方は低迷期を経て復活を遂げた模様。そしてこれからも精力的に活動し、歌とダンスで私たちを楽しませてくれることでしょう。

 【Profile】Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン) 1966年5月16日、アメリカ・インディアナ州生まれ。マイケルを含むジャクソン兄弟の末っ子で、7歳のときから子役として活動。その後、音楽の道へ進み16歳でファーストアルバムをリリース。1986年に発表した「コントロール」が大ヒットしてスターの仲間入りを果たす。昨年11月にはベスト盤を発表。収録の新曲「Make Me」がダンスチャートで1位を獲得

◆ジャネット・ジャクソンの商品一覧 → HMVのページへ

太田 万紀子 (おおた・まきこ)さん
海外セレブ専門のフリーランスライター&エディター
海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、パリスなど元祖お騒がせセレブに加えて、近頃はリリー・アレンやエイミー・ワインハウスなどイギリス系大暴れアーチストからも目が離せず、海外雑誌やサイトを見まくる日々。シャイロちゃん、スリちゃんの成長ぶりに癒されています。 「CELEBLOG」http://www.celebtimes.net/
2010年1月13日  読売新聞)

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