豪州発アメリカン・ドリームを実現 キース・アーバン
キース・アーバンと聞いても、ニコール・キッドマンのダンナさん、ということ以外、知らない方が多いのでは。そこで、彼の半生をチェックしてみたら……。実はけっこうスゴい人であることが判明! 今回は知られざるキース・アーバン基礎知識をまとめてみました。
スターの座を捨てアメリカへ
ニコール・キッドマンとの交際報道が出るまで、日本ではほぼ無名だったキース・アーバン。今でも、キース情報といえば、オーストラリア出身のイケメン、カントリーシンガーという程度ですよね。格差婚!? と思いがちですが、さにあらず。今やキースはカントリーの枠を超えて、アメリカミュージックシーンの大スターなのです。
そんな彼は子どもの頃、かなりの天才少年系だったよう。6歳でミュージシャンを志し、8歳で若者対象の音楽コンテストで優勝したとか。そして15歳でプロになるために学校をドロップアウト。23歳でレコード会社と契約し、約2年間で、No.1ヒットシングルを4枚も出すという順調ぶり。20代前半にしてオーストラリアではかなりのスターだったに違いありません!
しかし、それで満足しなかったのがキースのエライところ。アメリカン・ドリームに憧れた彼は、スターの座を捨て、25歳でカントリーミュージックの本拠地であるテネシー州ナッシュビルへ移住。そこで、他のバンドのギタリストとしてプレイしたり、バンドを組んだりと、再び下積みからキャリアをスタートさせたのです。最近の写真ではニコールと一緒のニコニコデレデレ顔ばかりのキースですが、かなり気骨のある人だということがわかりますよね!
そして念願のアメリカデビューを果たしたのは、ナッシュビルに来て7年目の1999年のこと。アルバム「キース・アーバン」は全米カントリーチャート1位を記録するヒットとなりました。以来、2〜3年に1枚のペースでアルバムを出していますが、いずれも大ヒット。ところが、ヘッドライナーとしてツアーができたのは、デビューからさらに5年後の2004年になってから。アメリカでスターになるのはとんでもなく大変ということがわかるエピソードです。とはいえ、デビュー以来、キャリアは順調で、2009年に発表した最新アルバムは全米アルバムチャート(カントリーチャートではない)で初登場1位を記録するという快挙を成し遂げています。
過去2回のリハビリ入り
こうしてアメリカン・ドリームを実現。大スターとなったキースですが、同じ英語圏とはいえ外国で、しかも20代後半になってからの下積み生活には、相当なストレスがあったに違いありません。
彼はコカインに手を出し、ソロデビュー前の1998年にはコカイン中毒の治療のためにリハビリに入院。後日、そのことを雑誌で告白しています。それによると、手やひざのあたりを虫がうようよする幻覚を見て、朝の5時頃に汗びっしょりで目が覚めるという状態だったとか。「最悪だった」と振り返っています。
そして次のリハビリ入りはニコールと結婚した4か月後のこと。新婚なのにいきなりの別居生活ということで、かなり注目されましたが、そのときはアルコール依存の治療のためで、ニコールも全面サポート。約3か月後退院したキースはニコールが支えになってくれたことに深く感動して、よりよい人間になりたいと強く思ったと語っています。
交際中は超秘密主義!?
ところで、キースといえば、やはり欠かせないのがニコールとの恋愛秘話。2006年6月にシドニーで結婚式をあげた2人ですが、イケメンで知られるキースなのに、意外なことにこれが初婚です。彼は2001年に約8年交際した恋人と婚約したものの、翌年破局。その後、2002〜2004年にモデルと交際のウワサがあったぐらいで、浮いた話はほとんどなし。ナッシュビル在住だったせいもあるでしょうが、プライベートはジミだったようです。
ニコールと出会いは2005年1月だったそうですが、当初、2人の交際はキャッチされていませんでした。というのも、出会いから約半年間はメールでのやりとりのみ。しかもメールでは偽名を使い、キースはHank、ニコールはEvieとしていたとか。おそらく携帯電話がハッキングされるのを用心したに違いありません。さすがセレブ。秘密の恋愛をする際にはぜひ活用したいテクニックです。
その後、ツーショットが撮られても、2人は交際については特に語らず……。2006年2月にグラミー賞授賞式にキースがニコールを同伴して、公式にカップルとして認めたカタチになりました。
2人が結婚したきっかけは、もちろんお互いオーストラリア出身という点も大きかったとは思いますが、ニコールによれば、2人とも孤独だったからなのだとか。当時、ニコールはアカデミー賞主演女優賞を受賞するなど仕事は絶好調だったけれど、賞をもらっても喜びを分かち合う相手がおらず、人生で最も孤独を感じたと自ら語っていた頃。そしてキースもドラッグやアルコールに手を出したのは、孤独感からだったとか。セレブが語る結婚の理由としてはやや異色ではありますが、心に迫るものがありますよね。
そして結婚後は、キースのリハビリ入りなどもありましたが、2008年7月には、愛娘のサンデー・ローズちゃんが誕生! 彼は今から娘に毎日ピアノを聞かせるなど、良きパパぶりを発揮しているとか。また、ニコールの映画の撮影にはサンデー・ローズちゃんと伴って、撮影現場へ同行したり。もちろんニコールとのラブラブぶりは相変わらずで、プライベートも精神的にもすっかり安定している様子です。
若いアイドルがあっという間にスターになる一方で、このように山あり谷ありを経てスターになるセレブがいるのも、エンタメ界のおもしろいところ。これからはミスター・ニコール・キッドマンとしてではない、パーソナリティー、お仕事での活躍ぶりにも注目してみてはいかがでしょうか。
【Profile】Keith Urban(キース・アーバン) 1967年10月26日、ニュージーランド生まれ、オーストラリア育ち。子どもの頃からミュージシャンを志し、1990 年にオーストラリアでデビュー。その後、アメリカン・ドリームに憧れ、ナッシュビルに移住。1999年に全米ソロデビューを果たす。2006年に女優ニコール・キッドマンと結婚。2009年発表のアルバム「Defying Gravity」は全米アルバムチャートで初登場1位となる大ヒット!
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海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、パリスなど元祖お騒がせセレブに加えて、近頃はリリー・アレンやエイミー・ワインハウスなどイギリス系大暴れアーチストからも目が離せず、海外雑誌やサイトを見まくる日々。シャイロちゃん、スリちゃんの成長ぶりに癒されています。 「CELEBLOG」http://www.celebtimes.net/
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