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    休業を経て、人気シリーズでハリウッド復帰! レネー・ゼルウィガー

    • Renee Zellweger(レネー・ゼルウィガー)1969年4月25日、アメリカ・テキサス州生まれ(ロイター)
      Renee Zellweger(レネー・ゼルウィガー)1969年4月25日、アメリカ・テキサス州生まれ(ロイター)

     映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズで、体重、キャリア、恋愛に悩みながら幸せになろうと奮闘する等身大の主人公を演じ、一躍人気女優になったレネー・ゼルウィガー。しばらく女優業を休んでいましたが、同シリーズ最新作でハリウッドに復帰しました。

    最新作は体重増なし

     シリーズ3作目となる「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」で、主人公のブリジット・ジョーンズを三たび演じたレネー・ゼルウィガー。前作から早いもので12年がたち、この作品でのブリジットはテレビ局のプロデューサーとして活躍しているものの、なぜか40代独身。アラフォーになってもちょっと抜けていて憎めないキャラクターをキュートに演じています。

    • 女優休業前の2010年、CNN主催のイベントに出席したレネー(ロイター)
      女優休業前の2010年、CNN主催のイベントに出席したレネー(ロイター)

     そんなレネーのあたり役、ブリジットといえば、ぽっちゃり体形がトレードマークで、前2作では元々はスリムなレネーが役作りのため、1日に4000カロリーを摂取し2~3か月で約9キロ体重を増やした。撮影が終わるとすぐに、次の役のために猛烈なダイエットをしてスリムなボディーを取り戻すという、過激な体重増減を繰り返したことが話題になったものです。しかし、今回のブリジットはぽっちゃり体形ではありません。その理由について、監督のシャロン・マグワイアは米誌「エンターテインメント・ウィークリー」に「ブリジットは15年たって、ついに理想の体重になったのです」とコメント。さすがに今回は、レネーは過激な体重増は行わなかったようです。ただし、マグワイア監督によるとブリジットの「恋愛と孤独に関する問題はまだ解決していません」とのこと。最新作では元彼と新たに登場した高スペック男性との間で揺れ動く、ブリジットのモテ期を見ることができそうです。

    休業中は旅と勉学

    • NYファッションウィーク2012で「ヴェラ・ウォン」のファッションショーに友人と出席(ロイター)
      NYファッションウィーク2012で「ヴェラ・ウォン」のファッションショーに友人と出席(ロイター)

     映画「コールドマウンテン」(2003年製作)でアカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、実力派としても活躍していたレネーですが、10年の映画「マイ・オウン・ラヴ・ソング(原題)」後、約6年間、女優業を休業していました。米誌「ピープル」によると、その背景にはレネーが次から次へと映画に出演するサイクルに少し疲れていたことがあるよう。「エンターテインメント業界の外で、人間として成長し、新しいことを探求するために、10年にハリウッドを離れることに決めた」「役作りに関係なく何かを学びたかった。ハリウッドでの映画づくりを超えたものを学びたかった。それに少し普通の生活がしたかった」と語っています。

     また、休業は突然思いついたものではなかったそうで、米誌「アメリカン・ウェイ」で、当初は映画「シカゴ」(02年)の後、少し休みをとる予定だったと明かしています。しかし、「生涯で一度のチャンスが目の前にあったので、それを逃したくなかった」という気持ちで仕事を続けたというレネー。実際、その後、彼女は「コールドマウンテン」「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」「シンデレラマン」「ミス・ポター」など注目作に立て続けに出演しています。しかし、そのペースで「永遠に映画に出続けることはできない」と悟ったそうで、あえてチャンスと思う話が来ても、「逃すとどうなるのか」を見ることに決めたのが10年からの休業だったと説明。そのときレネーは40代、競争の厳しいハリウッドで長期の休みをとることは、勇気のいる決断だったのではないでしょうか。

    • 2011年、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュート・ガラに背中が大胆に開いたセクシーなドレスで登場しました(ロイター)
      2011年、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュート・ガラに背中が大胆に開いたセクシーなドレスで登場しました(ロイター)

     その間、彼女が取り組んだのは旅に出ること。「アメリカン・ウェイ」でタイ、カンボジア、そしてリベリアを訪れたことを明かしたレネー。リベリアは彼女の友人が主宰する男女平等を訴えるチャリティー団体の活動に同行したもので、観光旅行ではない旅を振り返り、レネーは「旅に出るということは誰にとってもよい考えだわ。世界を知るだけでなく自分自身を知るのに不可欠だから」と語っています。また、詳細は明かさなかったものの、大学に戻り勉強していたことも明かしています。

     そして「ブリジット・ジョーンズ」最新作で復帰を決めたのは、再びクリエイティブな仕事に戻りたいと思ったからだそう。さらに、「ロンドンで大好きなキャラクターと大好きな友人たちが待っていたから。復帰の最高の言い訳になったわ」と、ブリジット役への強い思い入れも明かしています。

    整形疑惑に反論

     映画製作から約6年離れていたレネーでしたが、その間もセレブはゴシップと無縁ではいられません。14年に米誌「エル」が主催するイベントに登場した際、かつてのレネーと“顔がまったく違う”“誰だかわからない”などと、インターネット上で報じられ、目元の整形疑惑まで浮上してしまいました。

    • 2011年、ドイツのテレビ雑誌主催の「ゴールデン・カメラ・アワード」授賞式で、マイケル・J・フォックス(中)と談笑するレネー。右は俳優のダニー・デヴィート(ロイター)
      2011年、ドイツのテレビ雑誌主催の「ゴールデン・カメラ・アワード」授賞式で、マイケル・J・フォックス(中)と談笑するレネー。右は俳優のダニー・デヴィート(ロイター)

     これに対しレネーは今年8月、米ウェブサイト「ハフィントン・ポスト」に、エッセーを寄稿。そのなかで整形をキッパリ否定。こうしたタブロイドの臆測記事が、主要な報道でも報じられることが、より重要なニュースを押しのけてしまう危険があること、さらに外見への執着につながり、若い世代に間違ったメッセージを送ることになるとの危惧を表明しました。

     これで、彼女の整形疑惑が消えたわけではありませんが、先日、女優のジェニファー・アニストンも、外見からたびたび妊娠説が報じられることについて苦言を呈していて、今後もジェニファーやレネーに続き、女優たちが報道のあり方について、問題提起を行うことは増えると予測されています。

     その一方、ゴシップに頭を悩まされながらも、来年には出演作「セイム・カインド・オブ・ディファレント・アズ・ミー(原題)」がアメリカで公開予定と、復帰後の女優活動も順調なレネー。今後は、休業中に得た知識や経験を生かし、ハリウッドで幅広く、長く活躍してくれることを願っています。

    【Profile】Renee Zellweger(レネー・ゼルウィガー)1969年4月25日、アメリカ・テキサス州生まれ。テキサス大学で演劇を学び、卒業後に女優としてのキャリアをスタート。トム・クルーズの相手役をつとめた映画「ザ・エージェント」でスターの仲間入りを果たす。2001年の主演作「ブリジット・ジョーンズの日記」のために体重を増やし、すぐに元の体形に戻したことも話題に。04年、映画「コールドマウンテン」でアカデミー賞助演女優賞を受賞。最新作「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」が10月29日より日本公開。

    2016年10月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    プロフィル
    太田万紀子 (おおた・まきこ
    海外セレブ専門のフリーランスライター&エディター。海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、パリス・ヒルトンなど元祖お騒がせセレブに加えて、アイドル、セレブキッズの動向から目が離せず、海外雑誌やサイトを見まくる日々。シャイロちゃん、スリちゃんの成長ぶりに癒されています。
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