成長期のブラ 母子で選ぼう…試着や採寸して
成長期の女児を持つ母親の多くが、娘のブラジャーについて、「どんなタイプやサイズがいいのか」「着けさせるタイミングがわからない」などと戸惑いを感じていることが、ワコール(京都)の調査でわかった。同社は、「女性の体の成長や下着について話し合ってみては」と助言する。
調査は昨年12月、小学4年から中学1年の娘を持つ母親(35〜49歳)約1000人を対象にインターネットで行った。娘のブラジャーの選び方について半数が「不安がある」と答え、そのうち3分の1が「女性特有の体の成長について娘と話し合ったことがない」とした。悩みとしては、「どんなタイプやサイズを購入すればいいのか」、「いつから着けさせたらいいのか」などが多かった。実際に娘に購入した約800人のうち、6割が「採寸も試着もしなかった」という。
同社のワコール人間科学研究所は、成長期のバストの変化について35年間にわたって4〜18歳の女の子約280人を追跡調査し、「年齢には個人差があるが、初経の1年以上前から胸が膨らみ始め、約4年かけて形や膨らみが大きく変化する」との研究結果をまとめた。適切な時期にブラジャーを着けないと、服ですれて痛みを感じたり、走った際に揺れて恥ずかしいなどで思い切って体を動かせなかったりするという。姿勢が悪くなることもある。
下着メーカー各社では、伸縮性があり柔らかい素材で作られた成長期向けのブラジャーを販売している。成長期の胸は硬いため、大人用のものでは違和感を感じることが多いという。同研究所の吉田亜紀子さんは、「乳頭周辺が膨らみ始めたら、成長期専用のブラジャーを着けましょう。下着専門の販売員がいる店を親子で訪れ、試着や採寸をして購入してほしい」と勧める。
また、帝京短大教授で元養護教諭の宍戸洲美さんは、「学校ではブラジャーについて学ぶ機会があまりなく、子どもも不安や戸惑いを感じがち。体の成長や下着について母子で話す機会をもつことが大切」と指摘している。
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