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    「電動親子自転車」新モデル続々…機能充実

    8時間充電で100キロ■2.8キロ軽量化■走行距離1.4倍

     子供の送り迎えに威力を発揮する電動アシスト付きの親子自転車。新年度に向けて、各社が機能を充実させた新モデルを発表している。

     

    ☆容量アップ

     親子自転車には前か後ろに子乗せ座席が付いている。座席を一つ追加すれば子供2人を同時に乗せることができる。

     パナソニック サイクルテックは、バッテリーの容量を大幅に増やしたモデルを発売した。子乗せ座席をハンドル近くの前方に標準装備した「ギュット・ミニ・EX」と、後方に置いた「ギュット・アニーズ・EX」で、約8時間の充電で最大100キロ・メートル程度走行できる。

     3月1日発売のヤマハ発動機の「パス キッス ミニ アン」は、ハンドル近くに設置した新型の子乗せ座席「コクーンルーム」が特長だ。フロントガードを片手で下げることができるため、乗せ降ろしが楽になる。子供の足先まですっぽり覆うことで、安心感を高めた。設計の見直しなどで従来モデルに比べて重量は2・8キロ・グラム軽く、全長も約8センチ短くしたため、取り扱いが楽になったという。

     ブリヂストンサイクルの「ハイディ ツー」は、すっきりとしたデザインが人気だ。バッテリーの大きさを変えずに容量を約4割アップさせ、走行距離を従来モデルの1・4倍にあたる最大62キロ・メートルまで延ばした。

    ☆選ぶポイントは

    • 店頭に並ぶ親子自転車(東京都小金井市のサイクルベースあさひ 小金井店で)
      店頭に並ぶ親子自転車(東京都小金井市のサイクルベースあさひ 小金井店で)

     親子自転車選びのポイントについて、子育て世帯が多い地域にある「サイクルベースあさひ 小金井店」(東京都小金井市)の宮崎芳樹さん(24)に聞いた。

     宮崎さんが接客で心がけているのは、乗る距離や自宅周辺の地形を聞くこと。親子自転車には電動なしのタイプもある。「乗る距離が短めで近くに坂がなければ、価格が安い電動なしでも十分。逆にアップダウンが激しい場合は、電動ありの方がいいでしょう」。走行距離が長めの人には、バッテリー容量が大きめのものを薦めるという。

     「出足が力強い」「駆動がスムーズ」など電動アシストの持ち味もメーカーやモデルによってさまざまだ。「実際に試乗して自分に合うものを選ぶことが大切です」と強調している。

     一般社団法人「自転車協会」が、検査機関でのテストなどをクリアした親子自転車に「幼児2人同乗基準適合車」のマークを付けることを認める制度もある。幼児(6歳未満の子供)を2人乗せても安全な強度が車体にあり、ブレーキの性能も十分であることなどが条件。同協会は「認証を受けた自転車に乗ってほしい」と呼びかけている。(中村剛)

    2017年03月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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