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    入園・職場復帰、入念に準備を

    園とよく相談 / ニュースに関心を / 家事分担明確に

     育児休業を終え、4月から職場復帰する親は多い。子どもの保育園グッズの手配や仕事に戻る準備、夫婦の役割分担など済ませるべきことを済ませ、余裕を持って新年度を迎えたい。


     ■入園グッズ

     入園まであと1か月足らずだが、慌てる必要はない。

     1975年創立の「聖マリア保育園」(東京都板橋区)副園長の小田圭子さんは、「多くの保育園は、入園前に保護者との面談の機会を設けている。その時を利用して、分からないことは何でも相談してみて」と助言する。

     保育園生活に必要なグッズはバッグや着替え、おむつなど。詳しくは園側から示されるので、その後にそろえればよい。手作りを求められる物もあるが、「難しければ外注しても構わないはず。頼める親戚や友人、業者などを事前に探しておいて」と小田さん。

     ズボンなどの着替えは、柔らかい素材でゆったりとしたものを選ぶと、保育士が楽に着替えさせられる。逆に、つなぎは脱ぎ着させにくいため、認めていない保育園が多い。フード付きの服も、安全上の理由からほとんどの保育園で禁止されている。

     ■自分の仕事

     子どもの準備が整えば、次は自分の仕事のことだ。

     保育情報アドバイザーの三木育美さんは「育児どっぷりの生活から、大人ばかりの環境に戻る。『仕事脳』に切り替えることが大事」と話す。同僚や友人など大人との会話を増やし、ニュースに関心を持つようにするとよい。

     女性の場合、出産で骨盤にゆがみが生じたり、体重に増減があったりするので、以前の洋服や靴が使えるか確認がいる。新調する場合は、動きやすく、子どもに汚されても構わない品をそろえる。化粧品やアクセサリーを新しく買えば、「気分も仕事モードになりますよ」と三木さん。

     ■家族の協力

     育児と仕事の両立は、家族の協力なしにはできない。子育て支援会社「ここるく」(東京)社長の山下真実さんは、「まず家族会議を開き、家事の分担や子どもの送迎について話し合って」と勧める。

     家事の分担では、「料理は妻、洗濯は夫」といった大ざっぱな形にしない。洗濯の工程を「洗濯機を回す」「干す」「たたむ」と分けるなど、家事の工程を細分化し、それぞれに担当を決める。「分担を明確にしないと、家事の細かい部分を女性が抱え込むことになりがち」と指摘する。

     子の病気などで急な呼び出しがあった場合に備え、夫婦の協力体制や両親の手助けを確認しておく。保育園から行きやすい病院も調べよう。

     保育園に子どもを預けて出社するという流れを予行演習すれば、より安心だ。雨の日の登園手段も考えておく。

     それでも不安だらけという人はいるだろう。山下さんは「100%準備するのは無理なので、できなくても否定的に考える必要はない。職場復帰は誰でもぶっつけ本番。『取りあえずやってみよう』というおおらかな気持ちで4月を迎えて」と話している。

    2017年03月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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