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子ども

 「就活」「婚活」の次は「産活」・・・。妻が妊娠したのに産む病院が見つからない。作家橋本紡さんが山本周五郎賞候補作「もうすぐ」を書いたのは、“お産難民”となった自らの体験からでした。
 「少子化が叫ばれるのに、なぜ産みづらく、育てにくいのか」。100人近くに話を聞いて見えてきたのは、一人の力ではどうにも解決できない出産・子育ての窮状でした。
 毎月、出産・子育てをめぐる問題をテーマ別に橋本さんが紹介します。皆さんの意見、体験を聞かせてください。一緒に「産活」を語り合いませんか。


  調べごとをしたり、人に会ったりするのもまた、僕の仕事である。「もうすぐ」という作品を書いてからというもの、月に何度かの取材が欠かせなくなった。小説のテーマや領域が広がったからだろう。自分が体験していないことは、誰かに聞くしかない。今回のテーマは「不妊治療」。僕たち夫婦は体験として、まったくの無知であるため、やはり他者を頼った。ありとあらゆる方にお願いし、言葉を、声を、聞きにいった。(作家・橋本紡) (2009年10月5日)[全文へ]


プロフィール

橋本紡  
(はしもと・つむぐ)さん
 三重県伊勢市出身。1998年、作家としてデビュー。ジュニアレーベルで活動し、代表作である『半分の月がのぼる空』は100万部を超えるヒットとなり、アニメ化、ドラマ化された。来夏には映画が公開予定。2006年から活動の場を大人向けの一般文芸に移し、『流れ星が消えないうちに』(新潮社)や『九つの、物語』(集英社)が話題に。出産や育児をテーマにした『もうすぐ』(新潮社)が2009年山本周五郎賞の候補作に選ばれる。
・「もうすぐ」著者来店
・ヨリモ「本の向こうがわ」橋本さんインタビュー(会員登録=無料が必要です)
不妊治療について
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