冷たいチェー2種

ちょっと小腹がすいたときベトナムでは屋台やカフェでおやつをつまみます。中国やフランスの影響を受けているだけにおやつの種類は豊富。お菓子だけでなく、めん類やサンドイッチにも味わい深いものが見られます。今回は代表的なチェー(ぜんざい)とフォー(米の麺料理)を紹介します。
混ぜるほどおいしいチェー
フルーツ、ゆでた豆、カボチャやイモ類、白玉だんごにタピオカなど、いろいろな具を組み合わせたぜんざい風のおやつがチェー。本来は温かいものですが、最近はクラッシュアイスを加えたパフェ風のものがはやっているそうです。
「特徴はココナツミルクとコンデンスミルクを使うこと。食べるときは混ぜれば混ぜるほど、それぞれの味が一体になっておいしいんです。夏はフルーツたっぷりのチェーがおすすめです」と講師の鈴木珠美さん。
一方、フォーは国民食といってもよい米の麺フォーを使った温かい一品。ヌクマムで味をつけたスープがベトナムの味を醸し出します。簡単にできるベトナムおやつで、夏の暑さを乗り切りましょう。
組み合わせは自由自在
フルーツのチェー
▼材料(4人分)
マンゴー…1/2個アボカド…1/2個
バナナ…1本
リンゴ…1/4個
スイカ…1/10個
レモン汁…少々
コンデンスミルク…80g
ココナツミルク…40g
クラッシュアイス…適量






▼作り方
1. マンゴーは中央の平らな種にそって3枚に切る。
2. 種以外の両側の実には、皮を残してひし形に切れ目を入れる。
3. 皮を押してひっくり返し、実をはずす。種の周りは実をこそげとる。
4. 他のフルーツも約2cm角に切り、レモン汁で色どめして、1/4ずつグラスに盛る。
5. 氷を厚手のポリ袋に入れ、ふきんで包み、麺棒でたたき、クラッシュアイスを作る。
6. フルーツにココナツミルクとコンデンスミルク各1/4量をかけ、クラッシュアイスをのせ、よく混ぜて食べる。
あずきのチェー
▼材料(4人分)
タピオカ(小粒)…50g〈シロップ〉
グラニュー糖…100g
水…100ml
〈白玉だんご〉
白玉粉…50g
水…約40ml
ゆであずき(缶詰)、ココナツミルク、クラッシュアイス…各適量




▼作り方
1. グラニュー糖と水を火にかけてシロップを作り、冷やしておく。タピオカはたっぷりの湯がわいたところに入れ、一度全体をかき混ぜて中火でゆでる。芯が小さくなったら冷水にとり、水気を切ってシロップに漬ける。
2. 白玉粉に水を加え、耳たぶの固さに練る。固ければ水を少量足す。
3. (2)を14〜15個のだんごに丸め、沸騰した湯でゆでる。浮き上がったら冷水にとる。
4. グラスにゆであずき、タピオカ、白玉だんごを入れ、ココナツミルクをかけ、上にクラッシュアイスをのせる。
| プロフィール | |
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鈴木珠美 すずき・ますみ
(ベトナム料理研究家)
2年間のベトナム料理留学を経て、東京・西麻布のベトナム料理店「キッチン」のオーナーシェフに。著書に『ベトナムおうちごはん』(扶桑社)、『おうちで本格アジアごはん』(角川SSコミュニケーションズ)ほか。エコールプランタン講師
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