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業界に先駆け、CO2排出削減に本格的に取り組んでいきます。
 約半年間、パシフィックネットについてレポートしてきたこのコラムも最終回。というわけで、今回は再び上田社長にご登場いただき、コラムの感想と今後の取り組みについて語っていただきました。進化するパシフィックネットには、これからも目が離せない〜!
 

約半年間のこのコラムに、社長はどんな感想をお持ちですか?


株式会社パシフィックネット
代表取締役社長
上田満弘さん

 「いい流れだな〜と感じました。例えば第7・8回の女性社員の座談会。経営者の思いは、なかなか社員の隅々にまでは届いていないと思っていましたが、みんなのベクトルは同じ方向を向いていました。それをコラムで確認できたのが、嬉しかったですね。YOMIURI ONLINEに記事を掲載させてもらったおかげで、多くの皆様に弊社をご理解いただくいい機会にもなりました」。

社内にも変化はありましたか?

 「徐々に社員一人ひとりのエコ意識が高まっているようで、マイ箸を持ってくる人が増えたようです。また、自分たちの日々の業務が、ビジネス+循環型社会の構築の一助になっていると、社員誰もが実感していたわけではないと思いますが、こうして明文化されたことで、自分たちの役割が再確認できたと思います。他のリサイクル企業とサイト上でジョイントしたことで、我々もその仲間であるという意識も持てました。この春は、SMILE ECO CREWの企業と一緒に、アースディのイベントにも出展する予定です」。

御社も、御社の事業も、もっともっと外にアピールできるといいですね。

 「はい。先日もある説明会で、弊社の中古パソコンのリサイクル・リユース事業が、CO2の削減にも貢献していることを話すと、多くの方が驚かれました。大量のCO2を発生させパソコンは製造されていますが、中古パソコンを使えば新たな製造によりCO2を発生させる必要がないのです。つまり、リサイクル・リユースという中古市場を活性化させることで、間接的ですが、CO2の削減効果は上がるのです。パソコンだけでなく、机も椅子も、すべての製品がそうなんですけどね」。

なるほど。御社に対し、世の中の期待も高まっている中、今後の事業展開について、どんなことを計画されていますか?

 「ひとつは、セキュリティ面のサービスの拡充です。現在、企業ではパソコンの入れ替えに伴う大量の廃棄パソコンの処理と同時に、廃棄パソコン内のデータ処理にお困りのところが少なくありません。市販のデータ消去ソフトを使用しても不十分なことが多く、業者に委託し廃棄されるデータについてもどう滅失しているか、厳密にはあいまいなことが多いのが現状です。一方で内部統制が法令化され、上場企業は特に情報管理を徹底することが義務づけられてきます。データ消去については、我々は従来より独自開発の上書きデータ消去で、廃棄パソコンのデータを完璧に抹消しています。ご要望があればハードディスク自体を特殊機器で破壊することも可能です。このノウハウを活かし、データ消去作業をセキュリティ面のサービスとして強化し、希望者にはエビデンス(データ消去作業報告書)も発行していきます」。

その他にもお考えのことはありますか?

 「もうひとつは、CO2排出の削減に本格的に取り組もうと考えています。まず、社内的には環境会計を導入し、本社と支店のCO2の排出量を計算し、本社と支店間でCO2の排出の取引を行っていきます。国単位でやっていることを弊社でもやろうとしているのです。もちろん最終的には弊社全体のCO2排出を圧縮するのが目的ですが、支店でも目標を立て、業績の伸び率以下にCO2排出を抑えていきます。エアコンの取替えや車をエコロジーなものに替えるなどコストのかかることでもありますが、来期からスタートさせます」。

こうした取り組みをさらに社外にも活かせるといいですね。

 「はい、それも考えています。弊社では先に述べたように、中古パソコンをリサイクル・リユースすることでCO2排出が削減できるというノウハウを持っています。また、レンタル営業部ではエアコンのレンタルを始めました。オフィスで使われる電力のほとんどはエアコン。それを新機種のエアコンに入れ替えることで、電気量はもとよりCO2排出も大幅に抑えられるのです。こうしたさまざまな取り組みをパッケージにして、現在ある多くの取引企業様にご提案をしていきたいと思っています。言い換えれば、CO2排出削減のコンサルタント事業です。パソコンのリサイクル・リユース方法、エアコンの入替えなどをご提案し、電気量を抑える方法もアドバイスしながら、トータルでCO2排出の削減に貢献したいと考えているのです」。

企業間でもCO2排出権の取引が行われるようになるのでしょうか?

 「近い将来、そうなります。だからこそCO2の排出は企業にとってもさらに重要な検案事項になるでしょう。ちなみに我々のビジネスは業績を伸ばすほど、間接的にCO2削減に貢献できます。業態を拡大していけば確実にCO2削減に大きく貢献できるはずなんです」。

御社が凄い勢いで進化していくように思えます。まずは、中古パソコンから、我々読者も地球にやさしい行動を起こしたいと思います。ありがとうございました。



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