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ブランドから始まる幸せな循環

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想像通り!想像以上!ブランド品査定というお仕事
 ブランド品に幸せな循環をさせる。その立役者の一人がブランド品を適正に査定する人たち。言い方を変えれば、“目利き”という術を持つ人たち。最近ではテレビ番組などでもお宝を鑑定する人々が活躍し、鑑定や査定をする人たちの注目度もアップしています。そもそも、“目利き”とは骨董(こっとう)品などの真贋を見極め、そのモノにどのくらいの価値があるのかを鑑定する豊富な知識と感性を使う名人ともいわれる独特の術。その“目利き”と通じる術を発揮して日夜世界各国のあらゆるブランド品を査定しているのが、ブランドキングが誇る査定員スタッフです。いったいどのように多彩なブランド品の査定を行っているのか、現場でその一端を見せていただきました。
 

その1ファッション編(洋服・バッグ類)

毎日100〜150点の品を“目利き”

 白いダンボールにぎっしり収められたブランド品の数々。全国からブランドキングに届くダンボール査定の依頼品は毎日100〜150点に及びます。受け付けたスタッフは即座に開封して中身を確認。お客様が大切にされていたブランド品が入っているダンボールを丁寧に査定スタッフのいるエリアに運びます。

「買取り成立?!」結果を見てから、始まる一日


好きなブランド品を査定する時は、つい目が輝くという間宮さん

 今回お話を伺ったのは第3回にも登場していただいた間宮慎介さん。朝10時から夜8時まで1日100点〜150点に及ぶブランド品の査定を行っています。「実は朝一番にするのは、査定ではなく、パソコンを立ち上げてお客様からの返信メールのチェックです。前日査定結果をメールしているので、その結果を受け、買い取りが成立した場合は入金などの手続きの必要があります。もちろん成立しなければ、お客様に返送する手続きもします。これも僕たちの重要な仕事なんですよ」。毎日、前日までの査定の結果を確認し、その後、新たな気持ちで今日の査定に取り組むという流れになるそうです。

ルーペ、手袋、計算機、そしてパソコン


査定依頼品が詰まったダンボールは全国から届きます

 実際に査定をする際に、どのダンボールを選ぶとか、内容に応じて担当を決めるということはあるのでしょうか? 「それはありませんね。お客様から届いたダンボールをランダムに開けていきます。中には洋服がぎっしり詰められたものがあったり、バッグや小物が数点に貴金属が多数入っていたりといろいろです。得意不得意なく、ファッションから、時計・貴金属まで、オールマイティーにこなせるようにしています」
 とはいっても、と間宮さん。「それぞれに好きなブランドとか時計類だと、つい目が輝くというのはありますよ(笑)」。わかるような気がします。


ダンボールの中にはブランド品がぎっしり!

 査定に際して、いくつかの道具を用意します。必需品は手袋、ルーペ、メジャー。さらにパソコンの横には大きな計算機。また、ブランド図鑑などの情報誌なども常備しています。後述しますが、貴金属や時計の査定鑑定ではさらに専門の道具が必要になります。お客様から送られたモノを大事に扱う、きちんと見極める、適正な価値を付ける。そのための査定七つ道具というわけです。 

「しっかり見て!確認」洋服もバッグも内側や裏側まで


細かい部分もルーペでしっかり確認!

 洋服など、ファッションの査定は真贋よりもコンディションを見るのが主になります。一目で使用感があるのはともかく、表面はきれいでも内側や汚れやすい襟元や脇、袖口などをしっかりチェック。裏側の素材表示の内容確認はもちろん、裏生地のほつれやボタンの有無なども見逃せません。「普通、洋服を買うときには見ない、内側とか細かいところまでくまなくチェックしますね」。バッグの場合は留め金、底の鋲(びょう)、内側の汚れや擦れなどを見ていきます。また、革などの素材は必ずルーペで確認。もちろん、タグなどもループで内容をチェックします。メジャーは市場に出す場合に必要なサイズを測るために使います。 

「いくらで売れたか!」それが査定の正解


汚れやすい襟元は必ずチェックします

 商品のコンディションを把握したら、それをどう査定するのか。それが間宮さんたちの術となります。「基本は、いくらで売れるかということ。僕たちの査定金額はそれを想定して出しています。だから、お客様との間に買い取りが成立して第一段階をクリア。それが市場に出て、こちらが想定した金額で売れれば合格。自分の査定が正しかったことになります」。だから、「買い取り査定は低すぎても、高すぎてもいけない」と間宮さん。どこまで市場の相場に近づけるか。あるいは自分たちが相場を作ることができるか。それが査定をするときの目標になるわけです。そのために日々、欠かせないのが情報収集。ブランド品の価値相場、新しいブランドの情報も重要です。モノを見る作業が主ですが、そのために情報や知識も相当必要ということでしょう。
 間宮さんに査定の仕事をしていての醍醐味(だいごみ)は?とお聞きすると「それは、自分の予想通りの金額で売れた結果を見たとき。その差が少ないほど、充実感と達成感があります。高いとか安いとかというのではなく」と即答されました。「反対に売れないとへこみます(笑)けど」。いえいえ、そんな例はあまりないようにお見受けしました。いうなれば、日々、1点ずつテストを受けているようなもの。それが100〜150点も。いや、大変なことです。 

 初めて足を踏み入れた査定現場。それはある意味、想像通り、想像以上。
 静かに淡々と査定を進める人々。驚きはダンボール査定の膨大な量。
 リピーターの多さ。貴金属や時計も続々と登場します。次回をお楽しみに!



(次回の掲載は、3月上旬予定です。)
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