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カーボンオフセット、始めました
 
 中古情報機器のリサイクルやリユース事業を展開するパシフィックネットには、今うわさのカーボンオフセットに関するニュースがいっぱい。カーボンオフセットとは、企業活動で発生したCO2排出量を金額として算出し、その金額を発展途上国などで実施されるCO2削減プロジェクトに資金として提供することで、CO2(カーボン)排出量を相殺(オフセット)する、国連も認証した排出権取引のことです。先ごろ開催された洞爺湖サミットでもカーボンオフセットを行ったパソコン・プリンターを提供したというパシフィックネット。
 今回はその詳しい話を聞いてみました。

――環境にいいこと、もっとしたいから


「地球の温暖化問題が、カーボンオフセットによりお金を出すだけで解決できるとは私たちも思っていません。エコエコレンタルなど、環境に優しいパソコンの活用法ももっともっと提案していきたいですね」とレンタル営業部の平原千香子さん

 G8北海道洞爺湖サミット開催時、外務省利用分のパシフィックネットのレンタルノートパソコンとプリンターに関して、会期中発生すると予想されたCO2約1トンを、自主的にカーボンオフセット。そこには、企業としてどんな思いがあったのでしょうか。
 「環境問題がテーマのサミットであるにもかかわらず、会期中使用される情報機器は、いや応なくCO2を排出します。この相対する事柄を何とかできないかと考え、外務省に提案し実現したのが今回のカーボンオフセットです。弊社では各部署で環境への取り組みを進めていますが、私たちレンタル営業部ではなかなか目に見える形での積極的な取り組みができていませんでした。そういう意味からも、国際会議で使用されたレンタル機器のCO2排出量を弊社負担でオフセットできたことは、私たちも環境にいいことをしているんだと胸を張って言える一歩につながったと思います」。こう話してくれたのは、レンタル営業部の平原千香子さんです。

――エコ活動を積極的に支援します

 1台のパソコンの有効活用を支援するレンタル営業部は、それだけで地球に優しい業務を行っている部署といえるはず。しかし、そこにカーボンオフセットを取り入れることで、ダブルで地球環境に貢献できると、一人ひとりのモチベーションは高まっているようです。先日開催されたap bank fes’08へも、ノートパソコン12台を無償で提供し、なおかつレンタル期間中のCO2排出量をパシフィックネット負担でカーボンオフセットしたのだとか。
 「ap bankは環境プロジェクトへの融資を目的に、小林武史氏、櫻井和寿氏らによって設立されたもので、環境問題をより身近に、より前向きに考えることができる音楽イベントに、少なからず貢献できたことは私たちにとってもうれしいことです。こうしたエコな活動への支援は、弊社ホームページも活用しながらこれからも積極的に行っていきたいと考えています」と平原さん。

――カーボンオフセットサービスを開始

 またレンタル営業部では、一般にレンタルされる情報機器を対象としたカーボンオフセットサービスもスタートさせたといいます。お客様の希望があれば、ノートパソコン1台3ヶ月レンタルの場合、100円の自己負担で消費電力によるCO2排出量をカーボンオフセットできます。京都議定書で日本が削減しなければいけない温室効果ガス削減目標値マイナス6%にもカウントされるカーボンオフセット。とはいえ、一般ユーザーではなかなか貢献できないその取り組みに、手軽に参加できるこのサービスは、環境への意識を高めるきっかけにもなるのではないでしょうか。希望されるお客様にはカーボンオフセットの証明書を発行し、このサービスで利用されるレンタルパソコンやプリンターには、“green PC rental”のシールが張られ、お客様の手元に届くそうです。

――より安全なエコドライブにも期待


「カーボンオフセットをトラックに運用していることは、弊社が環境にいい社会を作り出そうと本気で考えている企業であることの証しだと思います。回収先でもどんどん宣伝しながら、弊社のことを知っていただきたいと思います」と資材第一部の金田智行さん

 カーボンオフセットをパシフィックネットでいち早く取り入れた資材第一部にも話を伺いました。使用済みの情報機器を回収する際のトラックはCO2を排出しながら作業しています。その燃料使用量からCO2排出量を算出し、CO2排出権の取得と同時に日本政府への償却を行うというこの取り組みは、年間1000トンのCO2を償却する見込みだといいます。
 「アイドリングストップやエコドライブについては以前から心がけてきたことですが、それでもどうしても排出されてしまうCO2をこうした形で相殺できることは、ドライバーにとって気持ちいいことです。また、長距離短距離とドライバーの担当はそれぞれですが、燃費のいい走行をしているかどうかは、数値によってわかります。それによりドライバーも急発進させないなど、より安全なエコドライブが行えるようになると期待しています」と資材第一部の金田智行さん。

――エコエコレンタルにもご注目を

 “green truck”という緑のステッカーを張ったトラックを見たら、それはパシフィックネットのトラックです。CO2を排出しながら走行するトラックではあるけれど、これらトラックが一生懸命働くことで、例えばブラジルで計画された、地球環境にいい小規模水力発電プロジェクトが推進されている。そんな地球にちょっといいことを、いつも考えているパシフィックネットでは、さらに新たな計画も進行中。
 レンタル営業部では、消費電力を抑えられるエコロジーなパソコンを導入し、それらをエコノミーな価格で提供する、エコエコレンタルも開始するそうです。



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