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    発言小町に寄せられた恋愛の悩みについてアドバイスします。

    「復縁」を望むときのベストな対処法、待ち方は

    • イラスト・いわしま ちあき
      イラスト・いわしま ちあき

     発言小町に「復縁の可能性」という投稿が寄せられました。

     8か月間交際していた彼と別れたばかりという、29歳のトピ主さん。ケンカをきっかけにうまくいかなくなり、つらいながらも別れる選択をしたそうですが、「まだ彼の事が好きでやり直したい気持ちがあります」とのこと。「一旦(いったん)冷却期間をおくことで、気持ちが再度戻る事はあるのでしょうか?」と問いかけています。

    悩んだ末の選択。「今一番いい決断」をしたのかも?

     以前はトピ主さんに“べた惚れ”だったという彼ですが、ケンカの後は別人のようになり、連絡や誘いは一切なくなったそうです。そんな状態が2か月ほど続きましたが、その間でも、トピ主さんから連絡をすれば返信があり、会える状況だったとか。彼は「なぜか急に気持ちが冷めてしまった」とのことで、その理由は彼自身もわからないようですが、「この状態を今すぐ変えられない、別れるなら受け入れる」と言ったとか。

     察するに、ケンカでの発言や態度が、何かしら“決定的な引き金”となってしまったのでしょう。恋愛に限らず、人間関係では時に、たった一言が原因で決定的な亀裂が入ってしまうこともあります。彼はトピ主さんの発言に深く傷ついたか、あるいは価値観や態度に大きく失望する部分があり、交際への積極的な意思を失ってしまったのだろうと推測します。

     「覆水盆に返らず」ということわざにもあるとおり、一度、口に出した言葉を取り消すことはできません。トピ主さんはその後、関係修復に努めたそうですが、「雰囲気は悪くなるばかりで、あのまま一緒にいても良い方向に向かう気がしませんでした」とのこと。効果が出なかったからこそ、悩みに悩んで、別れの決断をしたのですよね。

     よくない現状を変えるための決断をした自分の勇気を、今は褒めてあげてもいいのでは?と思いました。人間関係の修復に一番、効果的なのは、「時間」です。近くにいてギクシャクしてしまうなら、一旦離れてみる、というのは、悪い選択ではないと思います。離れてみて気づけることは少なくないですし、トピ主さんの望むように、時間とともに傷が癒え、幸せな記憶が(よみがえ)り、「やはり相手が好きだ」と再確認できることもあります。

     もちろん、そうならない場合もありますが、2か月も悩んだ末に自分で出した答えならば、今はその決断を信じてみてもいいのでは。未練や寂しさであたふたせず、「やれることはやった。私なりに今ベストな決断をしたはずだ」と一旦落ち着いて、捉えてみてはいかがでしょうか。

    「待つ」のではなく、「こちらから連絡する日」を決めてしまおう

     彼はとてもプライドが高い性格だとか。トピ主さんは「彼からやり直したいと連絡してくれるのを期待して」いるものの、連絡が来る気がしない、と思っているようです。かといって自分から連絡をしたら、別れる前の2か月間とまた同じ繰り返しになりそうで迷っている……。

     「連絡したいけど、すべきではないと思うから、相手からの連絡を待つ」という状況は、とてもつらいですよね。思いが募るばかりで自分の生活にも集中できず、ネガティブな精神状態にも陥りやすくなります。

     それならばいっそ、「何か月後に、私から連絡しよう!」と決めてしまいましょう。その間、彼から連絡が来れば万々歳だし、「期日が来れば連絡していい」と自分に許可していれば、彼から連絡が来なくても、少し楽な気持ちでいられるはず。思い詰めすぎると、恋愛はうまくいかないもの。しばらくはお休み期間だと考え、1~3か月程度の範囲で自分の思う期日を設定し、ただただ「待っている」という状況を避けるのも一案です。

    相手の気持ちの“水位”が下がったときの対処法は

     「急に気持ちが冷めてしまい」と明言しながらも、「好きは好きで」と言っている彼。おそらく今、自分の気持ちがよくわからなくなっているのだと思います。トピ主さんのことは好きだけれど、以前のような、素直でワクワクするような“好き”という気持ちが湧いてこない――。彼の気持ちのダムの“水位”が下がってしまっているのかもしれません。

     再びその水位を上げるには、どう対処するのが効果的なのか。下記3点を心がけるのがおすすめです。

     

    (1)相手に十分な“時間”をあげる
    (2)「相手がこちらに関心を向けた際に、明るくポジティブに迎える
    (3)離れている間は復縁後の“準備”期間だと考え、前向きな努力をする
     

     まずは(1)から説明しますね。前項に書いたことにも通じますが、“好きかどうかわからなくなっている相手”から頻繁に連絡が来ていたら、落ち着いて自分の気持ちを感じる暇がないですよね。「連絡をしない=放っておく」ではなく、「落ち着いて自分の気持ちと向き合える、自由な時間をあげよう」と考えてみるのがおすすめです。

     続いて(2)。相手の気持ちが少しでもこちらに向いたときに、どう対処するかも重要です。明るく穏やかに、ポジティブなムードで接することができれば、再び好きな気持ちが蘇ることも期待できるでしょう。変に構えたり、「何か月も放っておいて」とすねてみたり、嫌な気持ちを引きずったりしないよう心がけ、「ここからまた楽しく、いい時間を共有したい」という気持ちを態度で伝えていきましょう。

     最後に(3)です。復縁後、前回の反省を何も生かさず振る舞っていたら、また同じことが起きてしまいやすいです。親しき仲にも礼儀あり。どういう点に気をつければ今後うまくやっていけそうか、そのためにはどんな自分でいればいいのかなど、色々と考えてみましょう。生活習慣を改めたり、外見を磨いたり、精神的な自立を目指したり、ひとりの時間を有効活用して、以前よりも“いい自分”で復縁できるよう、準備しておくのがおすすめです。

     別れた直後はどうしても過去に(とら)われがちですが、前向きな日々を送っていれば、トピ主さん自身の気持ちが変化してくる可能性もあります。「なるようになる」と自然な流れに任せられたり、「新しい関係を探したほうがいい」と思い始めたりするかもしれません。復縁できるかどうかは神のみぞ知るところですが、どう転んでも、トピ主さんが明るく幸せな日々を過ごせることが最重要。未来に向かっての決断をした自分を褒めながら、できるだけ、“今”そして“ここから先のこと”を考えて、過ごしていきましょう!

    2017年03月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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    プロフィル
    外山ゆひら (とやま・ゆひら)
    女性誌の編集を経て、フリーランスに。主に対人関係、恋愛心理、コミュニケーションに関する記事や、エンタメ・カルチャーの紹介コラムを担当。芸能人から一般企業の方まで、例年100人前後のインタビューを実施。産業カウンセラー・心理相談員資格有。
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