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    [顔]被災地での授業を本に 山崎繭加さん

    やま ざき まゆ さん(38)

     米経営大学院「ハーバード・ビジネス・スクール」が東北の被災地で行う実践型の授業内容をスタッフとして練り上げた。


    • 撮影・大石健登
      撮影・大石健登

     2012年から始まり、参加した学生たちは計150人に上る。世界各国の大企業などで実務経験を持つビジネスエリートらだ。

     宮城県のワイナリー、先端技術を駆使したいちごファーム――。チームに分かれ、被災地で奮闘する経営者と、企業戦略を話し合った。ハーバードが日本に持つリサーチセンターの一員として、橋渡し役になった。自ら何度も被災地に足を運び、人脈を作ってきた経験が生きた。

     被災地を変える。社会と人々のためビジネスを続ける。東北の経営者らの思いの強さが学生に「鮮烈な印象を与えた」。同時に学生らの豊富な知識が企業を後押しした。人気の授業となり、来年1月に次のプログラムが行われる予定だ。

     震災から5年の節目。今年8月、これまでの学生や企業の思いを「ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか」(ダイヤモンド社)にまとめた。出産・独立を機に自らは退いたが、「地域の未来づくりにつながってほしい」と期待を込める。(英字新聞部 河野越男)

    2017年01月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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