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    酒のつまみにスイーツいかが

    「甘み+塩気」/ケーキやようかんも

     和洋菓子をワインや日本酒と共に楽しむ試みが注目されている。塩気のある食材を洋菓子にトッピングしてつまみにする「おつまみスイーツ」の提案や、伝統的な和菓子をワインやウイスキーと組み合わせる企画など。

     甘・辛の絶妙のコンビネーションが、後を引く味わいとなるようだ。


    • ツナマヨネーズには、タマネギのみじん切りや和辛子を加えてもいい
      ツナマヨネーズには、タマネギのみじん切りや和辛子を加えてもいい
    • バルサミコ酢を添えると風味のアクセントに
      バルサミコ酢を添えると風味のアクセントに
    • 粉サンショウを一振りすると、味の深みが増す
      粉サンショウを一振りすると、味の深みが増す

     洋菓子メーカーのモンテール(東京)は昨年から、自社製品を使った「おつまみ系スイーツ」の提案をしている。レシピ14種を、自社ホームページのレシピコーナー(http://recipe.monteur.co.jp/)で紹介している。

     例えば「大人のツナマヨプチシュー」=写真《》=は、プチシューのカスタードクリームとマヨネーズが合わさることで濃厚な味わい。「生ハムチーズケーキ」=同《》=は、レアチーズケーキの酸味に、生ハムの塩気とオニオンスライスのかすかな辛みが調和する。「甘酢しょうがのプチシュー」=同《》=は、甘酢漬けのショウガの甘酸っぱさに、粉サンショウの香りがアクセントになっている。

     同社広報担当の信田ひとみさんは「レシピはいずれも、試行錯誤を繰り返して考案したベストミックス。家庭で作る時は、トッピングの分量はお好みに合わせて調節を。また甘さ控えめのスイーツを選ぶと、失敗が少ないでしょう」と話す。

     和菓子と酒の組み合わせも提案されている。

     老舗和菓子店「虎屋」は「とらや東京ミッドタウン店」(東京都港区)のギャラリーで、「和菓子で酔う」と題した企画展を来年3月15日まで開いている。「和菓子と酒は相反する嗜好しこう品と考えられがちだが、酒まんじゅうなど、組み合わせを楽しむ例もある」と虎屋の担当者。企画展に合わせ、富山県の酒蔵の日本酒を用いた新しいようかんを考案したという。

     展示では、ソムリエや酒蔵代表などが薦めるワインやウイスキー、日本酒などを、ようかんやもなか、汁粉などと合わせて楽しむ方法を紹介。期間中は併設する喫茶コーナーで、ワインや日本酒と相性の良い虎屋製の和菓子を、セットで提供している。

     つまみとして菓子の存在感が高まる背景には、自宅で飲酒を楽しむ「家飲み」ブームがあるようだ。自宅なら形式にとらわれず、菓子もつまみにしやすい。また、これまで菓子に縁のなかった左党の人でも、塩気を加えた菓子なら受け入れやすい。

     ワイン教室を開講する研修会社「キャプラン」(東京)の講師で、ソムリエなどの資格をもつ木下明子さんも、スイーツに生ハムをトッピングする組み合わせを薦める。「スイーツの甘みと生ハムの塩気、ワインの酸味が調和し、味わいが広がる。オードブルにも、デザートにもなります」と話している。

    すっきりワインと相性 ◎

     お酒にもスイーツとの相性がある。利き酒師でもある木下さんに、お薦めの組み合わせを聞いた。

     スイーツとの相性が特に良いのは、すっきりした味わいのワイン。スパークリングワインにはレアチーズケーキ、白ワインならシュークリームを合わせると絶品だそうだ。

     同じケーキでも、風味の強いブルーチーズを使った品が手に入ったら、赤ワインを合わせるといいという。

     チーズやヨーグルトを使ったスイーツは、日本酒にも合う。本醸造酒は癖がなくスイーツ全般と合わせられ、香り高い吟醸酒は、白ワインなどと同じくチーズ系のスイーツを合わせてみよう。

     「ワインはスーパーやコンビニエンスストアなどで手に入る、1本1000円程度の品の方が風味が軽く、スイーツと合わせやすいでしょう」と話している。(田中左千夫)

    2017年01月06日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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