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    バレンタインはこだわりの「俺チョコ」

    甘さ控えめ、魅力的な限定品…男性が「自分用」に

     バレンタインデー商戦がまもなく始まる。チョコレート売り場には毎年、大勢の女性が詰めかけるが、近頃は男性の姿も目立つという。

     チョコにこだわりを持つ男性が自分用に買う「俺チョコ」という言葉も登場している。


    • カカオ豆の産地や製法にこだわった、パック入りのチョコが並ぶ(東京都渋谷区のMinimal富ヶ谷本店で)
      カカオ豆の産地や製法にこだわった、パック入りのチョコが並ぶ(東京都渋谷区のMinimal富ヶ谷本店で)

     神奈川県の男性会社員(32)は毎年、バレンタインに自分用のチョコを買い求める。初めは気恥ずかしかったが、魅力的な限定品が多く、買い続けるように。「今は食べ過ぎて太る方が心配」と笑う。

     今月中旬、三越日本橋本店で開かれた、バレンタインのチョコのお披露目会でも、男性の姿が目立った。「スイーツ王子Rui」という名でネットで情報発信している男性は「この1、2年、売り場に男性客が増えている」と話す。バレンタインは、各百貨店が競って、日本初上陸ブランドなど目新しいチョコを集めている。「チョコ好きなら、男性だからといって見逃す手はない」と力説する。

     最近は「売り場で味わって楽しむ」体験型の企画も充実し、男性が足を運ぶ理由の一つになっているようだ。

     新宿高島屋では、26日開設のバレンタイン特設会場に有料試食コーナーが設けられ、約20ブランドのチョコを1粒から食べられる。初日は、スイーツ好きの男性タレントがお薦めの「俺チョコ」を紹介するトークショーも予定。広報担当者は、「男性も女性と同じく、自分へのごほうびとしてチョコを買ってもいいのでは」と話す。

     25日に売り場を特設する三越銀座店では、人気ブランドのホットチョコレートが楽しめるよう計画している。西武池袋本店では21~31日の期間限定で、チョコとチーズを、紅茶や日本茶、ワインとともに楽しむバーを開く。

     「俺チョコ」向きの商品も増えている。最近人気なのが「Beanビーン toトゥー Barバー」と呼ばれるもので、原料のカカオ豆選定や焙煎ばいせんから、溶かして形作るまで、全工程一貫のこだわりのチョコだ。

     食品大手の明治(東京)は、ビーントゥーバー「明治 ザ・チョコレート」が好評で、昨年秋から1000万個を販売した。広報担当者は「想定の2倍の売れ行き。男性の購入者も多い」と説明する。

     東京都内のビーントゥーバー専門店「Minimalミニマル」も、購入者の4割が男性。「カカオ豆と砂糖だけで作るものが人気。甘さが控えめで、男性の心をつかんでいるのでは」と、店長の全博聖ぜんひろまささん。

     百貨店の品ぞろえも、ビーントゥーバーや、産地違いのカカオの風味を食べ比べられる商品など、こだわり志向が高まっている。三越日本橋本店の担当者は「カカオは、ワインやコーヒーのように、産地や気候で味わいが変わる。その奥深さに男性が興味を抱いているのではないか」と話す。

     ウェブサイト「甘党男子」を運営するヒキノトオルさんは「男女差が問われにくくなり、男性も自分が甘党だと打ち明けやすくなった。そんな男性にとって、バレンタインデーは恋愛以上に色々なチョコを食べたい日。菓子メーカーや百貨店などもそこに着目し、男性にも購入してもらう工夫をしているのだろう」と話している。

     (大石由佳子、及川昭夫)

    2017年01月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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