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    必要な保障、選べる保険続々…ネット専用商品も

    先進医療に給付金/認知症に備え

     先進医療の負担や認知症への備えなど、特定の保障に力を入れた生命保険商品が増えている。

     保障内容を限定することで保険料を割安に設定したり、条件を簡素化したりするなど加入のハードルを下げている商品もある。現在の保険の内容をよく確認して、必要な保障の追加も検討したい。

     


     ■ネットから

    • 「リンククロス コインズ」は手軽に加入できるのが魅力だ
      「リンククロス コインズ」は手軽に加入できるのが魅力だ

     損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険が昨年9月に発売したネット専用商品の「リンククロス コインズ」は、高額な治療費がかかる先進医療と臓器移植を受けた加入者に給付金を支払う。月々の保険料は500円。先進医療は通算2000万円まで、臓器移植手術は1000万円を受け取れる。がん細胞をねらい撃ちにする重粒子線治療などには300万円前後かかる。健康保険の対象にならず、高額な負担が必要になる場合もある。「万が一の時の備えを、安い保険料で追加したかった」(都内の30代女性)という加入者も多い。

     認知症に備える新商品も相次いでいる。

     太陽生命保険が昨年3月に発売した「ひまわり認知症治療保険」は、認知症と診断されて180日経過すると給付金300万円が支払われる。加入時に必要な告知は、現在の健康状態などについての簡単なチェックだけ。白内障の手術を受けたり骨折したりした場合に数万円を受け取れるシニア向け保障もある。関連商品も合わせた新規加入件数が1年間で17万件に達するヒットとなった。

     朝日生命保険が昨年4月に発売した「あんしん介護 認知症保険」は、認知症と診断されて「要介護1以上」との認定を受けると、一時金か年金の形で保険金が下りる。要介護1以上になると、認知症の診断と関係なく、その後の保険料が免除になる。

    妊娠・出産サポートも

     妊娠・出産をサポートする女性向け保険が、日本生命保険の「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険 シュシュ!」。体外受精など特定の不妊治療を受けると最大12回まで1回5万~10万円が給付される。出産については1回10万~100万円が支払われる。がん、心筋梗塞、脳卒中を患った場合は300万円を、満期には最大200万円を受け取れる。

     ■長寿で未婚

     寿命の延びや共働きの増加、未婚率の上昇を受けて保険選びでも「遺族に残す死亡保障ではなく、自分が長生きするリスクを重視する人が増えている」(生保広報)。先進医療や介護などが必要になった場合に備える商品は今後も増えそうだ。

     こうした特約を現在加入している保険に追加できれば、保険料が安くすむケースも多い。ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは「加入中の保険では付けられない保障で、本当に必要なものは検討する価値がある。その前にどのようなリスクがあり、必要な保障は何か、しっかり考えることをお勧めしたい」と話している。(佐俣勝敏)

    2017年03月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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