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大盛況、料理写真教室…「ブログに載せたくて」

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美しく撮ろうと照明などを工夫する。高機能の一眼レフを愛用する女性も増えてきた

 料理写真への関心が高まっている。ブログ(日記形式の簡易型ホームページ)に載せたいという理由が多いようで、コンパクトデジタルカメラには、料理撮影モードを備えた機種も登場した。撮影法を教える教室もにぎわっている。

 5月半ば、東京都内で料理写真の教室が開かれた。参加した5人は全員が女性。うち4人がすでに自分のホームページやブログを作っている。残る1人もスタート予定で、「すてきな写真を載せたいから」と教室に参加した。

 テーブルに布や紙などを敷き、蛍光灯は消す。窓から自然に入る光だけで撮影した。「フラッシュはたかない」「逆光をうまく使う」「撮りたいものを強調した構図に」などのアドバイスを聞きながら、それぞれが熱心にシャッターを切っていた。

 教室を主宰する佐藤朋子さんは、フランス家庭料理も教えている。「配布するレシピに添える写真をもっときれいに撮りたい」と、8年前、料理写真家が開いていた講座に参加した。

 佐藤さんの教室は全3回。被写体は料理が中心だが、フラワーアレンジメントやビーズなどを教えている人からの希望もあったため、花や小物などの撮影法も教えている。月、火、金、土にそれぞれ午前・午後のクラスがあるが、どれも満員の盛況ぶりだ。

 参加した吉川玲子さんは、「あまり日が差さない薄暗い室内でも、カメラの機能を使えばきれいに撮れると分かって驚きました。写真を撮るのが楽しくなりました」と話す。

 東京都豊島区のカルチャースクール「池袋コミュニティ・カレッジ」でも、写真家・今清水隆宏さんが講師を務める講座が好評だ。

 こうした関心の高まりを受け、メーカーのなかには、料理撮影モードを備えたカメラを発売する動きもある。パナソニックの「ルミックス」は、夜景、スポーツなど撮影シーンを選べるが、その一つに料理を加えた。オリンパス、ペンタックスも、色の鮮やかさを強調する「料理モード」を設けている。

 飲食店で料理写真を撮るときは、マナーに気を付けたい。インターネットの総合サイト「オールアバウト」でフランス料理情報を案内する島啓祐さんは、「カメラ付き携帯電話はシャッター音が必ず鳴るので、遠慮したほうがいいでしょう。フラッシュも控えたい。また、せっかくの料理が冷めてしまっては台無しです。撮影は手早く済ませ、肝心の料理を楽しんでください」と話している。

2006年5月21日  読売新聞)
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