お買い得なエコカー

自動車販売店でも税金が軽減される環境対応車に力を入れている(名古屋市中区のネッツトヨタ東名古屋新栄店で)=谷之口昭撮影
ハイブリッド車や電気自動車、燃費の良い小型車など、環境対応車を買う人への優遇税制(エコカー減税)が、4月からスタートした。
ハイブリッド車なら10万円以上、小型車でもモデルによっては5万円を超える減税となる。エコカー減税以外にも税優遇措置があり、上手に使えばさらにお得に購入できる。(経済部 庄野和道)
税優遇、新モデル発売も
今回の減税対象は、購入時にかかる自動車取得税(2012年3月末の購入分まで)と、新車購入時と車検時に納付する自動車重量税(12年4月末まで)だ。ハイブリッド車や電気自動車、クリーンディーゼル車など新技術を使ったエコカーはこの二つが、全額免除される。ガソリン車でも燃費性能と排ガス中の有害物質の量次第で、課税額が50%または75%少なくなる。軽自動車も減税対象だが、もともとの税率が低いので、普通車に比べて減税額は少なめだ。
ホンダの新型ハイブリッド車「インサイト(Gタイプ)」(税抜き価格180万円)を購入する場合を試算してみよう。取得税は車両価格の4・5%相当で8万1000円、重量税は「車重1トン超1・5トン以下」の自家用車・新車に当てはまり、5万6700円。しめて13万7700円免除される。
さらに、今年度購入分までの限定措置として行われている「グリーン化税制」も利用できる。保有にかかる自動車税について、購入の翌年度分が、排ガスや燃費性能次第で25〜50%軽減される。インサイトは「おおむね50%」の軽減対象で、約1万7000円が減額される。これで合計して、15万円を超える減税となる。
トヨタは5月にハイブリッド車の新型プリウス、三菱自動車も7月に電気自動車を発売する。そのほかにも自動車各社は今後、従来モデルをエコカー減税の対象となるように改良して売り出す見通しで、さらに選択肢は広がる。
(2009年4月11日 読売新聞)