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長生きペット、膨らむ医療費

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こまめな健康診断が負担を減らす(東京都港区の麻布十番犬猫クリニックで)=竹田津敦史撮影

犬の一生=373万円

 ペットを飼い始める時は、購入費だけに目が行きがちだが、実際には飼育にも様々な費用が必要だ。ペット保険専業のアニコム損害保険が1月に行ったアンケートによると、ペットにかける年間平均支出額は、犬で24万8916円、猫では12万8941円。ともに前年より約20%増えている。

 食費を除くと、医療関連の支出が目立つ。病気やケガの治療費と、ワクチン・健康診断などの予防費を合わせると、犬で年6万7000円を超える。

 医療水準の高度化などで、ペットも高齢化が進んでいる。専門家によると、犬は15年以上生きることも珍しくないというが、アンケートの数字によれば、犬が15年生きると、購入費を除いても373万円余りかかる計算だ。

 そこで、少しでも費用を軽くする策はないのか。

 麻布十番犬猫クリニック(東京都港区)の大塚菜美恵院長は「半年に一度は健康診断をして」と勧める。人間と同様、ペットにもがんなどが増えている。ペットの1年は人間の4〜5年にあたる。病気の進行も早い。「健診で早期発見できれば、ペットへの負担は小さく、医療費も少なくて済む」(大塚院長)のだ。

 ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんは「万一の病気やケガに備え、ペット保険への加入を勧めます。ただ、医療費全額補償だと保険料が高くなりがち。50%だけを補償するコースなら、月に2000円台の負担で、バランスが良いでしょう」と話している。(経済部 田中左千夫)

2009年4月20日  読売新聞)
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