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東京の看護師がDVD制作、新型インフルの感染予防に

手洗い替え歌に合わせ

 国内で新型インフルエンザへの感染者が初めて見つかった。インフルエンザ感染予防の基本は手洗い。地方独立行政法人、東京都健康長寿医療センター(東京・板橋区)では、手洗いを楽しく、習慣化しようと、替え歌を作って実践する取り組みを続けている。

 替え歌に合わせて手洗いする取り組みは2004年、同センターの看護部感染対策委員会が外来患者や一般の啓発用にDVDを制作したことがきっかけだ。選曲や作詞、撮影などすべて看護師の手作り。曲は高齢者でも実践できるようテンポがゆっくりで、一般になじみのある「きらきら星」を選んだ。

 DVDでは出演する看護師が、実際に歌に合わせ、1回30秒ほどで指の間や手首などを順番にまんべんなく洗う。

 制作直後は、同センター2階の外来待合スペースでDVDを放映した。現在は、区の健康イベントや毎年5月12日の「看護の日」にちなむ同センターの催しで、DVDを放映するコーナーを設置し、住民に体験してもらっている。体験者からは「覚えやすい」と好評という。

 DVDは配布していないが、感染対策委員会の看護師、加納江利子さんは「きらきら星でなくても、自分なりに親しみやすいメロディーとシンプルな歌詞にすれば、手洗いを楽しく、習慣にすることができます」と話す。

 加納さんは、家庭でも替え歌の歌詞を添えたイラストを張っておくと実践しやすいと勧める。

 東京都健康安全研究センター(東京・新宿区)の研究員、増田和貴さんは「替え歌に合わせて順番に洗うと、洗い残す部分がなくなるのがメリット」と話し、「爪を切ったり、時計や指輪を外したりして、丁寧に洗うことを心がけて」とアドバイスしている。

 きらきら星の替え歌

 手のひら 洗おう

 手のこう 洗おう

 指の間と

 親指 洗おう

 手首も 洗い

 よく 流しましょう

2009年5月10日  読売新聞)
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