ペットフードの苦情増える
「体調崩した」「異臭放つ」など
犬や猫用のペットフードに関して、「猫が食べて具合が悪くなった」「異物が混入していた」などの相談が増えている。国民生活センターのまとめでわかった。
同センターによると、2004〜08年度の5年間に全国の消費生活センターに寄せられた犬や猫用のペットフードに関する相談は552件に上った。
このうち、「3匹の飼い猫が、キャットフードを食べた直後に嘔吐し、1匹は死んだ」(07年、東京都の女性)などペットの具合が悪くなったという相談が219件。「ドッグフードの缶詰を開けたら中身が黄色っぽく変色して悪臭を放っていた」(08年、埼玉県の女性)など品質不良に関する相談が203件。ほかにも虚偽表示や賞味期限切れなどに関する相談があった。
ペットフードの製造や表示などの安全基準を定めた「ペットフード安全法」が6月1日から施行される。しかし、消費者個人がペットフードの品質などを相談したり調査などを依頼したりすることができる公的な専門機関はほとんどないのが現状。
国民生活センターでは「苦情に対して、販売店やメーカーの対応が悪かった場合は最寄りの消費生活センターに相談してほしい」と呼びかけている。
(2009年5月26日 読売新聞)