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抱っこ・おんぶに楽々ひもが人気腰ベルト追加 負荷を分散登山用のリュックを思わせるがっしりとしたデザインの抱っこ・おんぶひもが、小さな子を持つ母親の間で人気を集めている。 幅広の肩ひもと腰ベルトで子どもを支えるのが特徴。親の体にかかる子どもの体重が分散されるため、従来の抱っこひもより楽に抱っこやおんぶが出来るという。 2003年に発売された米国製の「エルゴベビー」という商品は綿やポリエステルなどの布製で、腰に巻き付ける幅広のベルトが付いている。アウトドア用のリュックのようなデザイン。子どもは、リュックの荷物を入れる底部分に腰かけるような姿勢になる。一つで、抱っこ用にもおんぶ用にもなる。 人間工学に基づき、親の両肩と腰の3点に子どもの体重を分散させ、肩にかかる負荷を減らす構造。輸入代理店の「ダッドウェイ」(横浜市)によると、従来の抱っこ・おんぶひもは、肩だけで赤ちゃんを支えるものが多かった。 その後、「パタパム」(イタリア)、「マンジュカ」(ドイツ)など、似た構造の商品が欧米のメーカーから相次いで発売された。いずれも価格は1万数千円と、一般的な抱っこ・おんぶひもより高価だが、ここ数年、日本でも愛用する親が増えている。 東京都世田谷区の主婦細田美雪さん(37)も昨年夏、この商品を購入。昨年1月に生まれた娘の体重が7キロを超え、それまで使っていた抱っこひもでは肩に負担がかかり、肩こりがひどくなったからだ。「新しい商品を使ってから、肩がこらなくなった。現在、娘の体重は10キロを超えたが、長時間抱っこしても苦にならない」と細田さんは話す。 07年からネットショップ「キャリミー」(http://carryme.open365.jp/)で外国製の抱っこ・おんぶひもを販売している田井中葉月さんによると、欧米では親が子どもを長時間、おんぶしたり抱っこしたりすることが一般的ではなかった。ところが、赤ちゃんと触れ合う育児法が広がり、日本などで使われていたおんぶひもに注目が集まり、新商品が開発された。「日本では子どもを抱っこやおんぶをして外出する機会が多く、肩こりや腰痛を防ぐものが求められた結果、人気が出たようです」と田井中さん。 ただし、利用には注意も必要だ。情報サイト「オールアバウト」(http://allabout.co.jp/)でベビー用品情報を発信している育児用品アドバイザーの竹内淳子さんは、「これからの季節、がっしりした抱っこひもには、子どもが暑がるという難点もあるので、使う頻度や赤ちゃんの性格も考えて商品を選んでほしい。頻繁に抱っこする必要がない場合は、従来のシンプルな抱っこひもでもいい。修理などのアフターサービスを確認することも大切」とアドバイスする。 ネットショップ「ホワイトベアーファミリー」(http://www.white-bear.net/index.htm)で、育児用品を販売しているスローカムるみ子さんも、「楽だからと、おんぶひもを長時間連続して使い、赤ちゃんが自由に動けない状態が続くことは望ましくない。1時間おきぐらいに赤ちゃんを下ろしてあげてください」と話している。 (2009年5月28日 読売新聞)
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