和の素材で洋服作り
手ぬぐいや浴衣を活用
さらりとした肌触りの綿の手ぬぐいや浴衣地は、吸湿性に優れ、見た目も涼しげ。こうした和の素材で、洋服を作ったりTシャツにアップリケとして縫い付けたりすれば、夏らしいおしゃれを楽しめる。
鮮やかな染色、豊富な柄が魅力の手ぬぐいや浴衣地。ファッションデザイナーのmikiひろさわさんは、こうした布地を使った服やバッグの製作に取り組んでいる。
ひろさわさんによると、布幅約35センチ、長さ約90センチの手ぬぐい4枚をつなげてワンピースを作ることができる。前身頃に2枚、後ろ身頃に2枚を使い、裁断後、襟ぐりと袖ぐりの裏に生地の伸びを防ぐ衣料用テープを張る。体形に合わせて服を立体的に仕立てるため、胸と肩部分にダーツを縫う。前身頃と後ろ身頃を縫い合わせる。さらに腰部分のタックを縫い、襟ぐりとすそにレースをつけるなどすれば出来上がる。
ひろさわさんのホームページ(http://www.poant-kirinohana.com)で詳しい作り方を紹介している。また、5月に出版した著書「あ、これ、ゆかた地?」(文化出版局)でも、浴衣地を使った服やバッグの作り方を詳しく解説している。
普段着る洋服に仕立て直すことで、たんすに眠っている手ぬぐいや着古した浴衣も有効活用でき、ひと味違った装いも楽しめる。リボン、ボタンやビーズなどを縫い付けると、モダンな雰囲気になるという。「服作りの苦手な人は、浴衣や手ぬぐいの気に入った柄をハサミで切り抜き、Tシャツやバッグにアップリケとして縫いつけるだけでも、印象が変わってお薦めです」とひろさわさんは話している。
(2009年7月28日 読売新聞)