
セクシーな黒のドレスと靴はプラダのもの
映画でズバリ描きたかったことは?
クリス・ワイツ監督:原作のファンだったから、映画にまとめる作業に苦労した。一番注意したのは、的確なトーンを醸し出すこと。原作者と何度も話し合って、助けてもらった。キャスティングも苦労した。ファンがそれぞれ自分なりのキャスティングをしているだろうから、落胆させないようにしなければと……。でも、ダコタのようなすばらしい才能を発見することができてラッキーだった。ニコールにも出演してもらえたし。
ライラの好きなところ、嫌いなところは?
ダコタ・ブルー・リチャーズ:どの部分も大好き。中でも一番好きなのは、外側の顔は強いけど、その下にスイートな内面があること。それでも、勇敢に振舞う彼女が好き。

ほとんどお腹のふくらみはめだちません
数々の映画の出演オファーの中から、この作品に出演を決めたのはなぜ?
ニコール・キッドマン:ミセス・コールターという役が大好き。本を読んでわくわくした。若い女性が主役というのが、めずらしいし、テーマが強い作品だから、出演を決めたの。
この映画をみてニコールに憧れる少女が増えると思いますが、そんな子どもたちにメッセージを。
ニコール:人々にあなたにはできないといわれても聞かないこと。私も若い頃にさんざん言われたわ。女優になるには、背が高すぎる、オーストラリアじゃチャンスが少ない、などなど……。でも大きな情熱があったから。人に何を言われても耐える強さ、自分の核をもつことが大事。
グリーンスクリーンの前での演技は大変?

将来は、ニコールのような大女優に?13歳のダコタちゃん
ダコタ:確かに大変だったことの一つはグリーンスクリーンでの演技。子どもの頃から想像するタイプじゃなかった。想像力をフルに使って演技をしなければいけないことで、混乱することもあったし、はじめての映画でとまどうことも多かった。でも、台詞を読んでくれる人や、パペットが苦労をやわらげてくれた。
ニコール:私は、想像の世界で生きるのが好き。演技を始めたのも、アイディアや演技を頭の中で作り出すのが得意だったから。これは、生活するには支障を来たすけど、役者にとっては役立つこと。今までいろいろ映画に出て、現場に慣れていることで、集中しながらリラックスする術を身に付けている。自分で考えて信じることも技術のひとつ。これは、グリーンスクリーンでも、そうでなくても一緒。もちろん、他の俳優さんを前に演技することが理想的ではあるけどね。
お腹の子どもに、映画の中のどんなことを感じて、どう育って欲しい?

ワイツ監督(左)ダコタ・ブルー・リチャーズ(中)ニコール・キッドマン
ニコール:(養子の)13歳と15歳の子どもはこれを本当に気に入っている。お腹の子どもは、まだまだ先の話だからわからないけど。仕事をしているから、子どもたちと過ごす時間が犠牲になることもある。こういう、一緒に楽しめる作品を作っていきたい。これからはできるだけ、大人向け、子ども向けの作品を交互にやっていきたい。
好きなシーンは?
ワイツ監督:後半のダコタとニコール2人だけのシーン。それまでの物語のわけや理由が解き明かされる、とても緊迫した場面で、特撮が全くない、俳優だけのシーン。今でも思い出すとニヤニヤしてしまうのだけど、最高峰の女優ニコールと、映画初出演のダコタ2人の演技力だけでもっている。僕はコレをとても誇りに思っているよ。
ダコタ:他の子たちと一緒に登場する最初のシーン。子どもが感情移入できるライラの側面が見られるから。
ニコール:よろい熊の戦いが一番好き。いっぱい映画に出て自分の演技も知っているけど、あれをみると、どうやって撮ったんだろうと思えるから(笑)
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