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    小町拝見

    経験共有 更年期の友…深澤真紀

     15年来の発言小町マニアの私にとって、小町の魅力は「意外な人生をのぞき見る」ことだけではなく、「みなが知恵や経験を持ち合う場所」でもあることだ。その一つが、長期間続いているトピ「みんなで乗り越えよう更年期!!」なのだ。

     私も48歳。更年期障害が本格的に訪れてきた。それまで規則的だった生理周期が不規則になった。ベッドで寝返りを打つと、まるで嵐の中の船のようにめまいが襲ってくる。うつになってしまい、ひどいときは外に出られず、何かを見たり読んだり書いたりすることもできなくなった。さらに体温の調節ができなくなるなど、典型的な症状がいくつもやってきた。

     更年期障害は、女性ホルモンが減ることで起こる。女性ホルモンを補充する方法もあるのだが、私には大きな子宮筋腫があるので難しい。医者とも相談して、漢方とプラセンタ(胎盤)注射をはじめたら数か月でだいぶ楽になった。両方とも婦人科などで保険診療がきく。

     多くの女性にとって、更年期障害を認めるのは、「女が終わった」ように感じてしまう出来事で、そのため自分を更年期だと認められず、婦人科に来るのが遅れるケースが多いという。しかし、さっさと認めて治療をすれば楽になる。「更年期か。またひとつ大人になったんだな」くらいの気持ちで、更年期障害とつきあった方が良さそうである。

     そんなときに、小町の更年期トピは頼りになる友人のようなものなのである。「私だけではない」「私も同じだ」と思うことでどんなに気が楽になることか。

     私も今では四十肩や老眼などいろいろな症状があるのだが、「自分の老化」という経験を観察するのはなんだかおもしろいし、老化とつきあうためにあれこれ「工夫」するのも意外と楽しいものである。ともかく自分の体という「ありもの」で生きていくしかないので、だましだまし過ごせばいいと思っているのだ。

    深澤 真紀(ふかさわ・まき)
     コラムニスト、淑徳大学客員教授。1967年、東京都生まれ。2006年「草食男子」「肉食女子」を名付けた。著書に「日本の女は、100年たっても面白い。」。
    2015年08月31日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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