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    マフラーやストール きれいに使うコツ

    1~2週間おきにブラシがけ

     マフラーやストールは、ほこりやちりだけでなく、直接肌に触れるので皮脂や化粧などの汚れも付きやすい。最近は、自宅で洗濯できる製品も増えている。手入れのコツを覚え、清潔に使って冬を乗り切りたい。

     生活研究家の阿部絢子さんは、マフラーの日頃の手入れとして、「1~2週間おきでいいので、ブラッシングをする習慣をつけて」と話す。生地を傷めないよう、豚毛で毛足が3~4センチほどの洋服用ブラシがお薦めという。

     平らな場所にマフラーやストールを広げ、表面全体をブラシでやさしくたたいて、繊維に入り込んだほこりやちりなどの汚れを浮き出させる。その後、汚れを払うようにやさしくブラッシングする。

     目に付く汚れがある時は、ベンジンを布に含ませて軽く拭くと、簡単に落とせる。

     「汚れを取ったらハンガーに掛けて」と阿部さん。すぐに畳んだり、クローゼットなどの密閉された場所にしまったりすると、湿気などがこもってしまうからだ。

    中性洗剤でやさしく洗濯

    • 洗濯ネットに入れる前に、フリンジは内側に畳み込む。目立つ汚れがある場合は外側に
      洗濯ネットに入れる前に、フリンジは内側に畳み込む。目立つ汚れがある場合は外側に
    • ネットで形崩れを防ぐ。一つのネットにマフラーやストールは1枚までに
      ネットで形崩れを防ぐ。一つのネットにマフラーやストールは1枚までに
    • ハンガー2本で「M字形」にして干す。つるす部分が細い場合は、跡が付かないようタオルを巻き付けるとよい
      ハンガー2本で「M字形」にして干す。つるす部分が細い場合は、跡が付かないようタオルを巻き付けるとよい

     最近では、カシミヤなど高級素材でも自宅で洗える製品が増えている。洗濯方法などの情報を提供する、ライオン(東京)の「お洗濯マイスター」、山縣やまがた義文さんに、洗濯機で洗うコツを聞いた。

     最初に、製品のタグの絵表示を確認しよう。洗濯機マークや手洗いマークが付いていれば、自宅で水洗いできる。それ以外ならクリーニング店や専門家に手入れを任せる。

     すぐには洗濯機に入れず、汚れを確認する。目立つ汚れがあれば、その部分に洗剤の原液を染み込ませてなじませておく。洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤を薦める。汚れが落ちやすく、毛玉を防ぐなどの効果がある。

     きれいに仕上げるポイントは、大きく三つある。洗濯用ネット、水温、干し方という。

     洗濯用ネットは、形崩れを防ぐために使う。マフラーやストールをネットに入れる際は、絡みやすいフリンジ(房飾り)を内側に畳み込んでから、半分に折る。

     洗濯機の「手洗いコース」などでやさしく洗う。ここで第2のポイントの水温だ。お湯は汚れを落とす力があるイメージが強いが、山縣さんは「水温が高いと、生地が縮んだり傷んだりする恐れがある」と指摘し、30度以下の水を使うよう助言する。

     柔軟剤を使うと、静電気を防ぎ、よりふっくらと仕上げられる。脱水後はすぐにネットから取り出し、両手で押さえるようにして形を整える。

     最後は干し方。水の重みで生地が伸びないよう、ハンガーを二つ使ってM字形に干す。ざっくりとした編み目のマフラーなどは、テーブルの上など平らな所に広げて干してもいい。乾いたら、全体にスチームアイロンを軽くかけて仕上げる。

     山縣さんは「日頃の手入れ次第で、長く愛用できますよ」と話している。

    マフラー、ストールをきれいにするポイント
    ・1~2週間に1度、豚毛の洋服用ブラシで軽くたたいて汚れを浮き出させ、ブラッシングする
    ・目に付く汚れは、布にベンジンを含ませて軽く拭く
    ・湿気がこもらないようにハンガーに掛ける
    ・洗濯の際はネットに入れ、「手洗いコース」などでやさしく洗う。お湯ではなく水洗いで
    ・脱水後は、すぐにネットから取り出す。ハンガーを二つ使い、M字形で干す
    (阿部さん、山縣さんの話を基に作成)
    2016年02月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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