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    カーペット お手入れのコツ

    掃除機 体重かけてゆっくり

    • 体をかがめ、掃除機に体重をかけながらゆっくりとかける
      体をかがめ、掃除機に体重をかけながらゆっくりとかける

     花粉の飛散が続き、ダニの活動が盛んになり始める時期。

     カーペットについた花粉やダニの死骸などのハウスダストを放っておくと空中に舞い散って、アレルギー症状を悪化させることもある。掃除機をかけたり雑巾で水拭きしたりこまめに手入れをしたい。

     ライオン快適生活研究所のリビングケアマイスター、杉本美穂さんは「花粉の飛ぶこの時期は、窓から花粉が入るほか、帰宅時に人が外から持ち込むこともある。できれば毎日、掃除機をかけてください」と話す。

     掃除機は「強」や「じゅうたんモード」にする。「さっと軽くなでる程度だと、表面のホコリしか取れません。体重をかけてヘッドをカーペットに押しつけ、ゆっくりと押したり引いたりしましょう」と杉本さん。

     毛足の長いカーペットは奥に入り込んだゴミを取りにくいため、毛を起こすようにしながら掃除機をかける。あらかじめ掃除用の硬めのブラシで毛を逆立ててから掃除機をかけると、より効果的だ。

     掃除機では取れない汚れは、カーペットの「取り扱い絵表示」を確認し、水洗いできるものは表示に従い、洗濯するか水拭きをする。水拭きは雑巾を固く絞って拭き上げる。臭いが気になる場合には、衣類や布製品用の消臭スプレーを使う手もある。必ずカーペットの端の部分、特に部屋の奥側など目につきにくい部分で試してから使う。

     ダニの活動が盛んになり始めるこの時期、カーペットのダニを駆除しようと、くん煙剤などの殺虫剤を使った場合は、駆除後に入念に掃除機をかけ、死骸などを取り除く。

     調味料や食べこぼし、口紅などの汚れが付いた場合は、シミにならないよう、なるべく早く取る。ダスキンのハウスクリーニング技能士、酒井輝美さんは「まず、汚れの種類を見分けて」とアドバイスする。

     コーヒーやワインなどの水性汚れは、軽く絞ったぬれ雑巾で何度もたたいて、汚れを水分となじませる。次に乾いた布で水分を吸い取る。繰り返すと、たいていの汚れは落ちるという。

     口紅やクレヨンなど油性汚れはやっかいだ。ベンジンなどの有機溶剤で落とすと変色のおそれがあるほか、素材が化繊だと化学変化でべたつきを起こすこともある。「油性汚れはハウスクリーニングの専門家にまかせるのが安心です。時間がたつと、専門家でも落とせなくなるので、なるべく早く依頼してください」と酒井さんは話している。

     

    カーペットの手入れのポイント
    ・掃除機は、前後、左右、両斜めと、角度を変えて繰り返しかける
    ・ほこりなどの飛散が少ない起床直後または夕方の帰宅直後の掃除がおすすめ
    ・あらかじめ硬めのブラシで毛足を逆立ててから掃除機をかける
    ・空気が乾燥した晴天時、掃除の後に物干しざおにかけるなどして風を通す
    ・コーヒーなど水性の汚れが付いたら、なるべく早めにぬれ雑巾で落とす
    (杉本さん、酒井さんの話をもとに作成)
    2016年04月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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