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    朝食は一日の活力源…煮るだけ 具だくさんスープ

    • 「パンやご飯を添えれば満足感も出ます」と堤さん=池谷美帆撮影
      「パンやご飯を添えれば満足感も出ます」と堤さん=池谷美帆撮影

     1人分の料理のコツを専門家に聞くコーナー。料理研究家の堤人美さんは、慌ただしい朝でも簡単に作れるスープを紹介してくれた。

     堤さんは一人暮らしだった20代の頃、忙しくて食事に気を使わない生活が続き、体調を崩したことがあった。「新年度で環境が変わり、生活のリズムがつかめない人もいるでしょうが、それでも朝ごはんを食べる習慣は身につけてほしい。一日の活力を作る大切な食事です」と強調する。

     提案するのは具だくさんのスープだ。具材を鍋に入れて煮るだけの手軽さで、様々な食材をバランスよく食べられる。腹持ちもよく朝食にぴったりという。「温かいスープを飲むとほっとして、元気も出ますよ」

     紹介する3品はいずれも、体の代謝や体温を上げるたんぱく質がとれる食材と、野菜を組み合わせた。たんぱく質はソーセージと豆、豆腐と煮干し、鶏ひき肉に含まれる。野菜類は短時間で煮えるよう、小さめに切ったり、すりおろしたりして、火が通りやすくするといい。

     1品15~20分で作れる。「季節の野菜を加えたり、おしゃれなカップを選んだりすると、さらにおいしく楽しい朝食になりますよ」と提案する。

     

    ■チリコンカンスープ

     【材料】タマネギ1/8個(1.5cm角切り)、ピーマン1個(2cm角切り)、ソーセージ2本(1cm輪切り)、カレー粉小さじ1/4杯、ミニトマト4個、ミックスビーンズ50g、有塩トマトジュース1/2カップ、レタス1/2枚(太めの千切り)、粉チーズ適量

     鍋にオリーブ油小さじ1杯を熱し、中火でタマネギ、ピーマン、ソーセージを約1分いためる。カレー粉を加え、さっといためる。ミニトマトを加え皮がはじけるまでいため、ミックスビーンズ、水1/2カップとトマトジュースを加える。沸騰したらあくを除き5分ほど煮込み、塩、コショウ各少々としょうゆ小さじ1/2杯で味を調える。器に盛り、レタスをのせ、粉チーズをふる。

     

    ■焼きコマツナのとろとろスープ

     【材料】コマツナ1株(3cm長さに切る)、煮干し4本(頭とはらわたを除き、から煎り)、絹ごし豆腐1/4丁(75g)、ナガイモ50g、ナンプラーまたはしょうゆ小さじ1/2杯

     鍋にオリーブ油小さじ1杯を熱し、コマツナの両面を強火で焼きつける。煮干しと水1カップを加え中火にし、煮立ったら豆腐をスプーンですくって入れる。ナンプラーまたはしょうゆを加え、塩、コショウ各少々で味を調える。弱火にしてナガイモをすりおろしながら加え、イモがふんわりしたら火を止める。

     

    ■新タマネギと鶏ひき肉のショウガスープ

     【材料】ショウガ1/2かけ(千切り)、鶏ひき肉50g、新タマネギ1/2個(くし形切り)、レモン

     鍋にショウガ、鶏ひき肉、水1カップ、酒大さじ1杯を入れ、よくほぐしておく。新タマネギを加えて弱めの中火にかけ10分ほど煮込む。塩小さじ1/4杯、しょうゆ少々を加え味を調える。好みでレモンを搾る。(上原三和)

    2016年04月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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