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    パスタ完成まで鍋一つ…野菜多めで健康的に

    • 「ショートパスタは食べ応えがあり腹持ちが良いのも特徴」と堤さん=橘薫撮影
      「ショートパスタは食べ応えがあり腹持ちが良いのも特徴」と堤さん=橘薫撮影

     料理研究家の堤人美さんが5月に教えてくれるのは「ひと鍋パスタ」。フライパンや鍋一つで、手早く作れる。

     パスタ料理は、初心者にも挑戦しやすいメニューだ。ただ、通常はパスタをゆでる鍋と、具材を調理するフライパンが必要になる。単身者向け住宅では、ガスレンジやIH調理器のコンロが1口だけということも多く、なかなか手際よくいかない。

     「ゆでて、ゆで汁を捨て、具材も調理して……というのは、広さが限られたキッチンでは面倒。フライパンや鍋一つで作れれば、片づけも楽です」と堤さん。

     今回教わった三つのメニューの手順は共通。野菜をいためたら乾燥パスタをそのまま入れる。いためながら油を全体になじませ、水と塩を加え、ふたをして煮込む。煮込み時間は、通常のゆで時間より2~3分長めが目安だ。水分が少ない野菜を使うときは、さらに1~2分長めにする。

     味が絡みやすいショートパスタが適している。ロングパスタなら、太めのものを選んで半分に折る。

     パスタをそのまま加えると焦げそうな気もするが、「弱めの中火なら大丈夫。野菜の水分を利用して蒸し煮のように作るので、パスタがもっちりし、素材のうま味も染みこみます」

     野菜を多めに入れて、健康的な一皿に仕上がった。「忙しい日の夜ご飯や、休日の昼ご飯にも向いています」と堤さんは話す。

    【共通の材料と手順】
    ・パスタは120g用意。具材と混ぜたら水1と1/2カップ、塩小さじ1杯弱を加え、ふたをして弱めの中火で煮込み、途中で2度ほどかき混ぜる。
    ・煮込んだ後は、ふたを開けて2分ほど強火で、水分を飛ばすようにいためる。

     ■トマトのパスタ

     鍋にオリーブ油大さじ1杯を弱火で熱し、タマネギ1/4個の薄切り、ニンニク1/2片の粗みじん切りを入れ、弱火で2分ほどいためる。パスタ(ペンネ)を加え混ぜる。へたをとったミニトマト1パック分(15個程度)をのせ、水と塩を加え、ふたをして約14分煮込む。塩、コショウ各適量で味を調えながら水分を飛ばす。

     ■オイルサーディンとキャベツのパスタ

     鍋にオリーブ油大さじ1杯を弱火で熱し、つぶしたニンニク1/2片を加えいためる。香りが出たら中火にし、大きめにちぎったキャベツ2枚分をさっといため、塩、コショウ各適量をふる。パスタ(フジッリ)を加え混ぜる。水と塩、しょうゆ小さじ1/2杯を加え、オイルサーディン4匹をのせ、ふたをして約9分煮込む。水分を飛ばし、オリーブ油大さじ1杯と塩、コショウ各適量で味を調える。

     ■野菜いっぱいパスタ

     鍋にオリーブ油大さじ2杯を中火で熱し、黄パプリカ1/2個(2cm角切り)、ズッキーニ1/2本(1cm輪切り)を塩、コショウ各適量を振りながら2分ほどいためる。パスタ(ファルファッレ)を加え、タマネギ1/2個(2cm角切り)をのせる。水と塩を加え、ふたをして約14分煮込む。水分を飛ばし、塩、コショウ各適量で味を調える。

    2016年05月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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