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    野菜たっぷり、さっぱりマリネ…肉や魚どんな調理法にも

    • 「お酢は、酸味が穏やかでまろやかなものがお薦め」と堤さん
      「お酢は、酸味が穏やかでまろやかなものがお薦め」と堤さん

     1人分の料理は、肉や魚をいためたり焼いたりするだけで代わり映えせず、野菜不足にも陥りやすい。料理研究家の堤人美さんは、野菜のマリネを作り、主菜と合わせて1品に仕立てることを提案する。

     「野菜たっぷりのマリネは、そのままサラダ感覚で食べられます。付け合わせにしたり肉や魚を漬けたりと、使い勝手もいい」と話す。

     タマネギと香味野菜の2種の野菜マリネと、マリネを使った主菜3品を教えてくれた。野菜のしゃきしゃきした歯触りも楽しめる。

     マリネ液に使う酢には、疲労回復や食欲増進などの効果があり、暑くてじめじめした季節にぴったり。他の調味料を合わせてマリネ液にし、薄切りの野菜を漬けるだけだ。

     今回の主菜の食材以外でも、魚ならイワシのから揚げ、サケやメカジキのソテーでもおいしい。肉も蒸したり揚げたり、どんな調理法にも合う。マリネを麺類にのせても、ご飯にあえてもいい。野菜をマリネ液にたっぷり浸した状態で冷蔵すれば、10日ほどもつそうだ。「色々な食材と合わせてみて。料理のバリエーションも広がります」と勧める。


    • タマネギのマリネ(上)と香味野菜のマリネ(繁田統央撮影)
      タマネギのマリネ(上)と香味野菜のマリネ(繁田統央撮影)

     【野菜マリネ2種】

     保存容器を2個用意。それぞれにオリーブ油1/2カップ、酢大さじ4杯、塩小さじ1杯、砂糖同1/2杯、コショウ適量を合わせてマリネ液を作る。

    ◇タマネギマリネ

     タマネギ1個は繊維を断ちきるように薄切りにし、マリネ液に漬ける。

    ◇香味野菜マリネ

     ミョウガ6個は薄切りにし水にさらす。セロリ1本は筋を除き薄切り。ショウガ1かけは千切り。すべてをマリネ液に漬ける。

     野菜は水を切って漬ける。30分ほど漬ければ味がなじむ。


     ■小アジのエスカベーシュ(酢漬け)風

     小アジ(12匹)はぜいごをそぎ取り、えらを引っ張って内臓を取り除く。よく洗い水気を拭き、塩小さじ1/3杯、コショウ、小麦粉各適量をまぶす。フライパンに小アジがかぶる程度の揚げ油を中火で熱し、170℃で小アジを4~5分揚げて油を切る。バットに入れ、タマネギマリネ半量を加え、漬ける。





     ■蒸し鶏の香味野菜あえ

     鶏胸肉小1枚(200g)に塩小さじ1/3杯をすり込み、長ネギの青い部分1本分、ショウガの薄切り2枚、酒大さじ2杯とともに耐熱皿に入れる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で約5分加熱する。粗熱が取れたら粗くほぐし、香味野菜マリネ半量であえる。




     ■ポークソテー

     豚肩ロース肉(トンカツ用)1枚は筋を切り、塩、コショウ各適量で下味を付ける。フライパンにオリーブ油小さじ1杯を弱火で熱し、つぶしたニンニク1/2かけを香りが出るまでいためる。中火にして肉を入れ、両面を2分半ずつ焼いたら取り出し、約5分アルミホイルに包んで休ませる。食べやすい大きさに切り、香味野菜マリネ1/4量をかける。

    2016年06月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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